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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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(管理人より)

タイとミャンマーの国境の町、メソト。

今日は、10時間をかけ、タイ側の施設と、ミャンマー側の貧しい村とを、まわりました。


ビスケットの大きな缶づめを、3個、インスタントラーメンやジュースなど40人分ほど、

その他、衣服やタオルを140キロ、全て渡し終えました。


訪れたところは、

1、メータオクリニック (無償医療施設で、ミャンマーからの難民や、不法労働者などを中心に、医療を施している)

2、森の学校ノーンボデーン (メラキャンプなどから、両親のいない子供や、いたとしても、育てられない子供たちを、保護して、宿舎、教育などを施している)

3、民家を使った小規模な、孤児院

4、今回初めて行った施設

5、チャームート学習支援施設 (児童労働などで、教育の機会のないミャンマー人の子供たちを中心に、土日を使って教育を施している)

6、ミャンマーの山奥にある、極貧者の村

辻友子は、テラの会代表として、道なき道をトラックで走り、全活動に参加しました。

現地では、7人もの協力者の方々が、全面的にサポートしてくれました。

何の見返りも求めず、ただただ無心に、私たちの活動を支えていただいた、皆さん。

とにかく感謝せずには、おられません。


私たちは、自分たちがやりたいから、やっているけれど、それを支える皆さんこそ、

素晴らしい心の持ち主だと思います。



ミャンマーの町、ミャワディーにも、入りました。

日本人など、ほとんど訪れることのない町です。

観光地でもなく、タイ北部と接するメーサイ・タチレクのように、旅行者が行きやすい

場所でもありません。

本当に、素のままの、ミャンマーの田舎です。


Sさんの親せきの案内で、入り組んだ細い道を奥へ奥へと入りました。

すると、枯れた田んぼに囲まれた、集落がありました。

どうやって暮しているのかさえ、分からないほどの荒れようでした。

衣服やビスケットを渡しだすと、どこからともなく、村人がどんどん集まってくれました。

みなさんに、とてもとても喜んでもらいました。


彼らの貧しさは、日本では想像すら、できないものです。

日本で、いくら貧しいといっても、程度が違います。

村人は着の身着のまま、着た切りスズメ。

ビスケットのような甘いお菓子も、ろくに食べる機会がない。

そんな様子を身をもって知った辻は、日本がいかに恵まれているか、いかに良い国かを、

心底、実感したということです。


さいごまで付き合ってくれた、Sさんたちのため、中華料理屋へ行き、夕飯をご一緒しました。

車の中に乗っているだけでも、かなり疲労したのに、荷台にのっていた、Sさんたちは、

なおのことお疲れになったことでしょう。

それでも、私たちの活動だけには、特別に協力して下さっています。

たとえ、他の団体が、同じような活動をメソトでしたいと、申し出があったとしても、

それを手伝っている余裕はない、とのことでした。

Sさんたちにも、生活があります。それを押してテラの会に協力して下さったことには、

何度感謝しても、感謝しきれません。


さて、今回の活動で、いろいろなことを感じ、また学ばせてもらった辻友子。

帰国して、本人のことばで、貴重な体験を語ってくれることでしょう。

明日は、チェンマイへ向かいます。





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