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★ ももさかの ふねかくれいる やうらさし
はははとふとも そのなはのらじ
★ 百尺の船も隠れて入るような大浦・・占を
たくさん立てて母が聞いてもその人の名は
言わない。
巻11－2407 柿本人麻呂歌集
はははとふとも そのなはのらじ
★ 百尺の船も隠れて入るような大浦・・占を
たくさん立てて母が聞いてもその人の名は
言わない。
巻11－2407 柿本人麻呂歌集
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★ こまにしき ひもときあけて
ゆふべだに しらざるいのち こひつつやあらむ
★高麗錦の紐をほどいて、今日の夕方まで生きられるかどうか解らない
命で恋いつづけているのだろうか。
巻11-2406 柿本人麻呂歌集
ゆふべだに しらざるいのち こひつつやあらむ
★高麗錦の紐をほどいて、今日の夕方まで生きられるかどうか解らない
命で恋いつづけているのだろうか。
巻11-2406 柿本人麻呂歌集
[0回]
★ かきほなす ひとはいへども こまにしき
ひもときあけい きみにあらなくに
★ 垣根のように人はまわりで噂をするけれど、
高麗錦の紐を解きあけて共寝した君でもないのに・・
巻11－2405 柿本人麻呂歌集
ひもときあけい きみにあらなくに
★ 垣根のように人はまわりで噂をするけれど、
高麗錦の紐を解きあけて共寝した君でもないのに・・
巻11－2405 柿本人麻呂歌集
[0回]
★ おもひより みてはよりにし ものにあれば
ひとひのほども わすれておもえや
★ 心に思ってはひかれ、逢っては一層心がよっていたものを
一日の間でもあなたの事を忘れたりすることがあるでしょうか。
巻11－2404 柿本人麻呂歌集
ひとひのほども わすれておもえや
★ 心に思ってはひかれ、逢っては一層心がよっていたものを
一日の間でもあなたの事を忘れたりすることがあるでしょうか。
巻11－2404 柿本人麻呂歌集
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★ たまくせの きよきかはらに みそぎして
いはふいのちは いもがためこそ
★ 玉久世の清らかな河原に禊ぎをして、忌みつつしむ
命も、妻のためならばこそです。
巻11-2403 柿本人麻呂歌集
いはふいのちは いもがためこそ
★ 玉久世の清らかな河原に禊ぎをして、忌みつつしむ
命も、妻のためならばこそです。
巻11-2403 柿本人麻呂歌集
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