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★ あきはぎの ちりすぎゆかば
さをしかは わびなきせむな みずはともしみ
★ 秋萩が散り果ててしまったら、男鹿はわびしく
鳴くことでしょう。見られない萩を求めて
巻10－2152 鹿鳴を詠める
さをしかは わびなきせむな みずはともしみ
★ 秋萩が散り果ててしまったら、男鹿はわびしく
鳴くことでしょう。見られない萩を求めて
巻10－2152 鹿鳴を詠める
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★ やまとおき みやこにしあれば
をじかの つまよぶこえは ともしくもあるか
★ 山に遠い都なので、男鹿の妻を呼ぶ声は、滅多に
聞かれない。聞きたいと思います。
巻20－2151 鹿鳴を詠める
をじかの つまよぶこえは ともしくもあるか
★ 山に遠い都なので、男鹿の妻を呼ぶ声は、滅多に
聞かれない。聞きたいと思います。
巻20－2151 鹿鳴を詠める
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★ あきはぎの ちりゆくみれば おほほしみ
つまこひすらしさ をしかなくも
★ 秋萩が散って行くのを見ると、心も
おぼつかなく妻を恋しく思うらしい。
男鹿が鳴くことです。
巻10ー2150 鹿鳴を詠める
おほほし→おぼつかない不安な心の表出
つまこひすらしさ をしかなくも
★ 秋萩が散って行くのを見ると、心も
おぼつかなく妻を恋しく思うらしい。
男鹿が鳴くことです。
巻10ー2150 鹿鳴を詠める
おほほし→おぼつかない不安な心の表出
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★ やまへには さつをのねらひ かしこけど
をしかなくなり つまがめをほり
★ 山のあたりは猟師が狙っていて恐ろしい
のに男鹿は鳴くようです。妻に合いたいと
思って
巻10－2149 鹿鳴を詠める
をしかなくなり つまがめをほり
★ 山のあたりは猟師が狙っていて恐ろしい
のに男鹿は鳴くようです。妻に合いたいと
思って
巻10－2149 鹿鳴を詠める
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★ あしひきの やまよりきせば
さおしかの つまよぶこえを きかましものを
★ あしひきの山を通ってきたのなら、男鹿が妻を呼ぶ
声を聞いただろうに・・・・
巻10－2148 鹿鳴を詠める
あしひきの→枕詞
さおしかの つまよぶこえを きかましものを
★ あしひきの山を通ってきたのなら、男鹿が妻を呼ぶ
声を聞いただろうに・・・・
巻10－2148 鹿鳴を詠める
あしひきの→枕詞
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