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★ わがいのちの ながくほしけく
いつはりを よくするひとを とらふばかりを
★ わが命が、長くありたいと願うことは、嘘をうまく
つく人をつかまえようとするばかりのことです。
巻12－2943
いつはりを よくするひとを とらふばかりを
★ わが命が、長くありたいと願うことは、嘘をうまく
つく人をつかまえようとするばかりのことです。
巻12－2943
[0回]
★ わがせこに こふとにしあらし
みどりこの よなきをしつつ いねかてなくは
★ わが背の君に、恋しているらしい。赤子のように
夜泣きをしながら、寝られずにいるのは
巻12－2942
みどりこの よなきをしつつ いねかてなくは
★ わが背の君に、恋しているらしい。赤子のように
夜泣きをしながら、寝られずにいるのは
巻12－2942
[0回]
★ おもひやる たどきもわれは いまはなし
いもにあはずて としのへぬれば
★ 思いを晴らす手段もいまは無い。
あの子に逢わなくなって、年が経ってしまったので・・・
巻12－2941
・たどき→手段、方法
いもにあはずて としのへぬれば
★ 思いを晴らす手段もいまは無い。
あの子に逢わなくなって、年が経ってしまったので・・・
巻12－2941
・たどき→手段、方法
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★ なかなかに しなばやすけむ
いづるひの いるわきしらに われしくるしも
★ かえって死んでしまったら、心は安らかだろう。
いつ夜が明けいつ日が暮れるとも知らず、私は
辛いことです
巻12－2940
・なかなかに→なまなかに恋するよりは、かえって
いづるひの いるわきしらに われしくるしも
★ かえって死んでしまったら、心は安らかだろう。
いつ夜が明けいつ日が暮れるとも知らず、私は
辛いことです
巻12－2940
・なかなかに→なまなかに恋するよりは、かえって
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★ こふといへば うすきことなり
しかれども われはわすれじ こひはしぬとも
★ 恋というと、薄っぺらな世界です。けれども、
私はこの恋を忘れません。たとえ、恋をして
死ぬようなことがあっても・・・
巻12－2939
・ 薄きことなり→実意のない、通り一遍の言葉に聞こえる
しかれども われはわすれじ こひはしぬとも
★ 恋というと、薄っぺらな世界です。けれども、
私はこの恋を忘れません。たとえ、恋をして
死ぬようなことがあっても・・・
巻12－2939
・ 薄きことなり→実意のない、通り一遍の言葉に聞こえる
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