万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2025/04/21 (Mon)
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寄物陳思>巻12-3050「春日野に 浅茅標結ひ 絶えむやと わが思ふ人は いや遠長に」
★ かすがのに あさぢしめゆひ たえむやと
わがもふひとは いやとほながに
★ 春日野で、浅茅にしるしを結んで、どうして
絶える事があるだろうと、わたしが思う人は
いよいよ末長く思われることです
巻12-3050
・絶える→強い否定を伴う疑問
[0回]
2015/06/13 (Sat)
万葉たまゆら
寄物陳思>巻12-3049「桜麻の 麻原の下草 早く生ひば 妹が下紐 解かざらましを」
★ さくらをの をふのしたくさ はやくおひば
いもがしたひも とかざらましを
★ 妻が、桜麻の麻原の下草のように、早く
成長したならば、妻の下紐を私が
解くことはなかっただろう
巻12-3049
[0回]
2015/06/13 (Sat)
万葉たまゆら
寄物陳思>巻12-3048「み猟りする 雁羽の小野の 櫟柴の 馴れは益らず 恋こそ益され」
★ みかりする かりはのをのの ならしばは
なれはまさらず こひこそまされ
★ 大君が雁をなさる雁種の小野の櫟の木のように
馴れて心を離れるどころか、一層恋しくなります
巻12-3048
[0回]
2015/06/13 (Sat)
万葉たまゆら
寄物陳思>巻12-3047「神さびて 巌に生ふる 松が根の 君が心は 忘れかねつも」
★ かむさびて いはほにおふる まつがねの
きみがこころは わすれかねつも
★ 神々しくも巌に生える松の根のような、あなたの
揺るぎない心はは忘れられないことです
巻12ー3047
・ 巌→高く、大きな岩
[0回]
2015/06/13 (Sat)
万葉たまゆら
寄物陳思>巻12-3046「ささなみの 波越すあざに 降る小雨 間も置きて わが思はなし」
★ ささなみの なみこすあざに ふるこさめ
あひだもおきて わがおもはなし
★ ささなみが越えるあざに降る小雨。
間も置かず、私は物を思います
巻12-3046
[0回]
2015/06/12 (Fri)
万葉たまゆら
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女性
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