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★ おくれていて こひつつああらずは たごのうらの
あまならましものを たまもかあるかる
★ 後に残されて恋い苦しまずして、いっそ田子のうらの
漁師でもでもいたいよ。玉藻を刈りつづけては
巻12－3205
あまならましものを たまもかあるかる
★ 後に残されて恋い苦しまずして、いっそ田子のうらの
漁師でもでもいたいよ。玉藻を刈りつづけては
巻12－3205
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★ たまかづら さきくいかさね やますげの
おもひみだれて こひつつまたむ
★ 玉葛のように無事でいらっしゃい。
山菅の根のように心乱れて待っていましょう
・玉葛→枕詞
巻12－3204
おもひみだれて こひつつまたむ
★ 玉葛のように無事でいらっしゃい。
山菅の根のように心乱れて待っていましょう
・玉葛→枕詞
巻12－3204
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★ みさごゐる なぎさにゐてふねの こぎいなば
うらこひしけむ のちはあひぬとも
★ 柔田津に船乗りにしようと聞いたが、それに
それにつれて どうして君は見えて来ないだろう
巻12－3203
うらこひしけむ のちはあひぬとも
★ 柔田津に船乗りにしようと聞いたが、それに
それにつれて どうして君は見えて来ないだろう
巻12－3203
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★ にきたつに ふなのりせむと ききしなへ
なにそもきみが みえこざるらしい
★ 柔田津に船乗りしようと聞いたがそれに連れて
どうして君は見えてこないだろう
巻12－320２
なにそもきみが みえこざるらしい
★ 柔田津に船乗りしようと聞いたがそれに連れて
どうして君は見えてこないだろう
巻12－320２
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★ ときつかぜ ふきいのはまに いでいつつ
あがふのいのいちは いもがためにこそ
★ 時の風は吹くー吹飯の浜に出て神に命の無事を
授けられるだろう
巻13ー3201
あがふのいのいちは いもがためにこそ
★ 時の風は吹くー吹飯の浜に出て神に命の無事を
授けられるだろう
巻13ー3201
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