万葉歌手辻友子
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2024/11/30 (Sat)
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相聞>巻14-3392「筑波嶺の 岩もとどろに 落つる水 よにもたよらに わが思いはなく」
★ ちくはねの いわもとどろに おつるみず
よにももたらに わがおもいはなく
★ 筑波山の、岩もとどろき 落ちる水のように
絶えてしまうなどとは全く思わないことです
巻14-3392
[0回]
2015/12/04 (Fri)
万葉たまゆら
相聞>巻14-3391 「筑波嶺に 背向に見ゆる 葦穂山 悪しかる科も さえ見えなくに」
★ ちくはねに そがひみみゆる あしかつかも
あしかるかも さえみえなくに
★ 筑波山から背後に見える嘉穂山よ。悪しき
科もまったく見当たらないのよ
巻14-3391
[0回]
2015/12/04 (Fri)
万葉たまゆら
相聞>巻14-3390「筑波嶺に かか鳴く鷲の 音のみを かなき渡りぬ 逢ふとはなしに」
★ つくばねに かかなくわしを ねのみを
かなきわたりぬ あふとはなしに
★ 筑波山にかかと鳴く鷲のように、
泣きつづけて日を過ごすのだろうか、
逢う事もなきて
巻14-3390
[0回]
2015/12/03 (Thu)
万葉たまゆら
相聞>巻14-3389「妹が門に いや遠きそきぬ 筑波山 隠れぬほどに 袖ば振りてば」
★ いもがかどに いやとおきそきぬ ちくばやま
かくれぬほどに そでばふりてな
★ 妻の家の門はいっそう遠ざかった。筑波山に
隠れない間に、袖は振ろう
巻14-3389
[0回]
2015/12/03 (Thu)
万葉たまゆら
相聞>巻14-3388「筑波嶺の 嶺ろに霞居 過ぎかてに 息づく君を 率寝てやらさね」
★ つくはねの ねろにくもい すぎかてに
いきづくきみを いねてやらさね
★ 筑波山の頂に霞がかかった動かないように
、通り過ぎかねて溜息をついていいる
あの方を つれて来て寝ておやりなさいな
巻14-3388
[0回]
2015/12/03 (Thu)
万葉たまゆら
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