万葉歌手辻友子
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2024/11/30 (Sat)
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壁愈歌 巻14-3429「遠江 引佐細江の 澪 標吾を頼めて あさましものを
★ とほつあみ いなさほそえ みをつくし
あれをたのめて あさましものを
★ 遠江の引佐の澪標のように私をあてにさせといて
やがて疎ましくしょうものを
巻14-3249
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2015/12/09 (Wed)
万葉たまゆら
譬喩歌 巻14-3428「安太多良の 嶺に付す 鹿猪のありつつも 吾は到らむ 寝処な去りそね」
★あだたらの みねにふす ししのありつつも
あはいたらむ ねどなほりそね
★安太多良の山にやどる獣のように
私はいつまでもきまってお前を
訪れましょう。寝所を変えるな
巻14-3428
[0回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
喩譬歌 巻14-3427「筑紫なる にほゆ児ゆえに 陸奥の 可刀利少女の 結ひし紐解く」
★ちくしなる にほゆこゆえに みちのくの
かとりをとめの ゆひしひもとく
★ 筑紫の匂いように美しい女のために、
陸奥の可刀利の少女が、愛の誓いも
紐も解いてしまうことよ
巻14-3427
[0回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
喩譬歌>巻14-3426「会津峰の 国をさ遠み 逢ははなはば 偲びせひともと 紐結びばさね」
★あひづねの くにをさとほみ あはなはば
しのびせもともと ひもむすびばさね
★会津領の国から遠く離れるので逢わなくなったら
偲ぶよすがにするためにさあ紐をお結びくださいな
巻14-3426
[0回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
譬喩歌>巻14-3325「下野安蘇 河原よ 石踏まず空ゆ 来ぬよと汝が心告れ」
★ しまのあそ かわはらよ いしふまずそらゆ
こぬよとながこころのれ
★下野の安蘇の河原を通って、石を踏んで痛いどころか
宙を飛んで取ってくれ。お前の心を言ってくれ
巻14-3325
[0回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
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