万葉歌手辻友子
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2024/11/30 (Sat)
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譬喩歌>巻14-3423「上野伊香保の 嶺ろに降ろ 雪の行き過ぎ かねて妹が 家のあたりです」
★ うえおのいかほに ねろにおろ ゆきのいきすぎ
かねていもが いえのあたりです
★ 上野の伊香保に降る雪のように、通り過ぎたい。
妻の家のあたりよ
巻14-3423
[0回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
相聞>巻14-3422「伊香保風 吹く日吹かぬ日 ありといへど 吾が恋のみし時 無かりけり」
★ いかほかぜ ふくひふかぬひ ありといへど
あがこひのみしとき なかりけり
★伊香保おろしは吹く日も吹かぬ日もあるのに、この恋だけは
いつもだなあ
巻14-3422
[0回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
譬喩歌>巻14-3224「下野 三かも山の子 ならのすま 砂し児ろは 誰が筍か持たむ」
★しもつけの みかもやまのこ ならのすま
すまぐはし だれがけかもたむ
★ 下野の三かも山にはえる、どんな男と
夫して筍を持つのだろう
巻14-3224
[0回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
譬喩歌>巻14-3441「足柄の 安伎奈の山に 弘こ船の 後弘かしも よこばばきたがに」
★あしがらの あきなのやまに ひこぶねの
あとひかしも よこばばきたがに
★ 足柄の、私の心にかける可鶏山の殻の木のように
私を誘ってほしいよ。そんなに殻の皮を割いて
ばかりいなくって
巻14-3441
[0回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
譬喩歌>巻14-3430「志太の浦 朝漕ぐ船は なしに由無し 漕ぐめかもよ よ由こさるらしめ」
★ したのうら あさこぐふねは なしによしなしに
こぐめかもよ よよしこさるらし
★ 志太の裏朝漕ぐ船はわけもなく漕いでいるのだあろうか
きっとわけがあるのだろうね
巻14-3430
[1回]
2015/12/08 (Tue)
万葉たまゆら
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性別:
女性
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