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★ あずまのかぜ いたくふくらし なごのあまする
つりするこぶねを こぎわたりみゆ
★東の風が、強く吹くらしい。奈良の海で
釣をしている小舟を、波に漕ぎ隠れるのが見ゆる
大伴家持
巻１７－４０１７
つりするこぶねを こぎわたりみゆ
★東の風が、強く吹くらしい。奈良の海で
釣をしている小舟を、波に漕ぎ隠れるのが見ゆる
大伴家持
巻１７－４０１７
[0回]
★ こころには ゆるふことなく すかのやま
すかなくのみや こひわたりなむ
★ 心の内に思いゆるむこともなく、須加の山の如く
「すかなく」－心楽しまず恋い続けることだろうか
・須加の山→枕詞
・すかなくのみや→「すかなし」は嘆き
で、心楽しまないの意
大伴家持
巻17－4015
すかなくのみや こひわたりなむ
★ 心の内に思いゆるむこともなく、須加の山の如く
「すかなく」－心楽しまず恋い続けることだろうか
・須加の山→枕詞
・すかなくのみや→「すかなし」は嘆き
で、心楽しまないの意
大伴家持
巻17－4015
[0回]
★まつかへりして ひにてあれかも さやまだのをぢが
そのひにもとめ あはずけむ
★ 松反りのようにしれていたから、山田老人は逃げた
その日に、見つけて捕まえなかったのだろう
・松反り→枕詞
・求め逢はずけむ→「求め逢う」→探して
出遭う、探し求める意→「けむ」は「か」
の結び。過去推量
大伴家持
巻17－4014
そのひにもとめ あはずけむ
★ 松反りのようにしれていたから、山田老人は逃げた
その日に、見つけて捕まえなかったのだろう
・松反り→枕詞
・求め逢はずけむ→「求め逢う」→探して
出遭う、探し求める意→「けむ」は「か」
の結び。過去推量
大伴家持
巻17－4014
[0回]
★ ふたかみの をてもこのもに あみさして
あがまつたかを いめにそつげむ
★ 二上山のあちこちに網を張って私が待っていた
鷹を、夢の中で告げてくれたことです
大伴家持
巻17－4013
あがまつたかを いめにそつげむ
★ 二上山のあちこちに網を張って私が待っていた
鷹を、夢の中で告げてくれたことです
大伴家持
巻17－4013
[0回]
★やかたをの たかをてにすへて みしまのに
からぬひまねく つきそへにける
★ 矢形尾の鷹を手に据えて三島のに狩りをしない日が
多く、一月を過ごしたことです
大伴家持
巻17－4012
からぬひまねく つきそへにける
★ 矢形尾の鷹を手に据えて三島のに狩りをしない日が
多く、一月を過ごしたことです
大伴家持
巻17－4012
[0回]