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★ 鷲の住む 筑波の山の 裳羽服津の その津の上に
率ひて 娘子壮士の 行き集ひ かがふ嬥歌に 人妻に
我も交はらむ 我が妻に 人も言問へ この山を 領く神の
昔より 禁めぬ行事ぞ 今日のみは めぐしもな見そ
事も咎むな
★ わしのすむ つくはのやまの もはきつの そのつのうへに
あどもひて をとめをとこの ゆきつどひ かがふかがひの
ひとづまに わもまじはらむ わがつまに ひともこととへ
このやまを うすはくかみの むかしより いさめぬわざぞ
けふのみは めぐしもなみそ
★ 鷲の住む筑波の山の裳羽服津の、その泉のあたりで
誘い合って男女が行き、集い、歌を掛け合う(かがひ)
で、人妻と私も交わろう。我が妻に他人も言い寄りなさい。
この山を領有する神様が、昔から咎めない行事である。
今日のみは、非難がましくみるな。することに咎めだてもするな。
巻9-1759 高橋虫麻呂
歌垣といって、春と秋に行われる行事。
この日ばかりは、今で言う乱交パーティーであるが、現代の
性風俗と、万葉の時代の性風俗の感性は、ぜんぜん違う・・
もっと、おおらかな行為であったのだ。この感覚は現代人と
似ても似つかぬ部分があると思う。
率ひて 娘子壮士の 行き集ひ かがふ嬥歌に 人妻に
我も交はらむ 我が妻に 人も言問へ この山を 領く神の
昔より 禁めぬ行事ぞ 今日のみは めぐしもな見そ
事も咎むな
★ わしのすむ つくはのやまの もはきつの そのつのうへに
あどもひて をとめをとこの ゆきつどひ かがふかがひの
ひとづまに わもまじはらむ わがつまに ひともこととへ
このやまを うすはくかみの むかしより いさめぬわざぞ
けふのみは めぐしもなみそ
★ 鷲の住む筑波の山の裳羽服津の、その泉のあたりで
誘い合って男女が行き、集い、歌を掛け合う(かがひ)
で、人妻と私も交わろう。我が妻に他人も言い寄りなさい。
この山を領有する神様が、昔から咎めない行事である。
今日のみは、非難がましくみるな。することに咎めだてもするな。
巻9-1759 高橋虫麻呂
歌垣といって、春と秋に行われる行事。
この日ばかりは、今で言う乱交パーティーであるが、現代の
性風俗と、万葉の時代の性風俗の感性は、ぜんぜん違う・・
もっと、おおらかな行為であったのだ。この感覚は現代人と
似ても似つかぬ部分があると思う。