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★ おもふこが ころもすらむに にほひこそ
しまのはりはら あきたたずとも
★ いとしいあの子が、衣を摺り染めにしようとしている・・・
どうか、美しく色づいて欲しいことです。 まだ、秋にならなくても・・・
巻10-1965 榛を詠める
「榛」はハンノキです。実や樹皮を、染料として使います。秋に色が濃く
なってから、原料として使用しますが、この歌は、自分の愛しい人の
為に、「にほひこそ」→「なんとか美しく色づいて欲しい」→希求
の、思いが込められています。「匂ふ」は、現代で言う、「匂い」ではなく
美しい、綺麗・・・などとして、使われています。素敵ですね・・・
香り立つような美しい人・・・・などと今でも言いますね。
● あおによし ならのみやこは さくはなの
にほふがごとく いまさかりなり
有名な万葉歌では、これがありますね。
「秋立たず」→「秋がまだ来ていなくても」
「立つ」と言うのは、「到来」を意味します。そういえば、「霞立つ」「鴎立つ」
など、使われていますね・・・・
しまのはりはら あきたたずとも
★ いとしいあの子が、衣を摺り染めにしようとしている・・・
どうか、美しく色づいて欲しいことです。 まだ、秋にならなくても・・・
巻10-1965 榛を詠める
「榛」はハンノキです。実や樹皮を、染料として使います。秋に色が濃く
なってから、原料として使用しますが、この歌は、自分の愛しい人の
為に、「にほひこそ」→「なんとか美しく色づいて欲しい」→希求
の、思いが込められています。「匂ふ」は、現代で言う、「匂い」ではなく
美しい、綺麗・・・などとして、使われています。素敵ですね・・・
香り立つような美しい人・・・・などと今でも言いますね。
● あおによし ならのみやこは さくはなの
にほふがごとく いまさかりなり
有名な万葉歌では、これがありますね。
「秋立たず」→「秋がまだ来ていなくても」
「立つ」と言うのは、「到来」を意味します。そういえば、「霞立つ」「鴎立つ」
など、使われていますね・・・・