万葉歌手辻友子
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2024/11/24 (Sun)
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島の宮 上の池なる 放ち鳥 荒びな行きそ 君いまさずとも
★ しまのみや うへのいけなる はなちどり あらびないきそ きみいまさずとも
★ 島の宮の上の放ち鳥よ、すさんでいっては駄目です・・ご主人がいらっしゃらなくとも・・・・
巻2-172 宮の舎人(みやのとねり)
挽歌が続きます。
日並皇子のお住みなっていらした御殿の、お庭の池に放している、遠くに飛ばぬように少し
羽を切られている鳥のことを放ち鳥といいます。大切に飼われていた放ち鳥が、野生化して
荒れていく様に、皇子を失った自分の心を投影しているかのようです。
[0回]
2009/11/26 (Thu)
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高光る わが日の皇子の 万代に 国知らさまし 島の宮はも
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高光る わが日の皇子の いましせば 島の御門は 荒れずあらましを
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