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天皇(天武天皇)の 吉野の宮に幸しし時の御製唄
★ すめらみことの、よしののみやに いでまししときの おほみうた
★ よきひとの よしとよくみて よしといひし よしのよくみよ よきひとよくみつ
巻1-27
この歌は明らかにわかるように、リズム感の面白さですね。
iYO~ぃよぉ という「よ」のおん(音)を8回も繰り返している
歌舞伎の決め台詞は、ここから派生したのかしらん・・・・
天武天皇は、先に記した
★ 紫の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに 我恋ひめやも
という、名歌の作り手ですが、
この歌は、別の知性を感じさせます。
なんだか、何度も読んでいると、いい事が起こりそうな感じの歌ですね。
吉野の野が素晴らしい事を歌っているわけだけれど、もっとセンチメンタルにも
歌えるはず・・・・それを、手拍子でも入れそうな感じで、詠んでいる所がとても面白いです。
★ 立派な人は よく見て いったものだ、吉野は素晴らしいと
吉野を良く見てごらん 立派な人は よぉく見るものだ