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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あきかぜの ふきにしひより いつしかと

   あがまちこひし きみそきませる


★ 秋風が吹いたその日から、いつになったら

   なたに逢えるのかと、待ち焦がれていた

   なたが、いよいよお出でになる。


    巻8-1523  山上憶良 (織姫の立場)

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★ まけながく こふるこころゆ

   あきかぜに いもがねきこゆ ひもときいかな


★ 長い間、恋慕っていた・・・そのこころ・・秋風に乗って

   愛しき妻のしのび泣きが聞こえてくる。さぁ、紐を解いて

   逢いに行こう・・・・

    巻19-2016    柿本人麻呂歌集(牽牛の立場)

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★ こひしくは けながきものを 

    いまだにも ともしむべしや あふべきよだに


★ 恋い慕っている間の、なんと長かったことでしょう。

  今だけもこうして、逢うことができるのだから、

  淋しい思いをさせてはならない・・・逢うことのできる

  夜なのだから・・・・

     巻10-2017 柿本人麻呂歌集 (牽牛の立場から)


 美しい・・・・

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★ おきてゆかば いもまばかなし

    もちてゆく あづさのゆみの ゆづかにもがも

★ 愛しい妻を置いていったならば、妻の事が何と愛しく思うだろう・・・

  持って行く弓の束であって欲しい。

      巻14-3567   防人の歌


  妹ば→妹は、が訛ったもの。

  「妹ばま」の「ま」は、接頭語強意

  なぜ、「ま」で強意したんだろうか・・・・田舎の防人さんで

  接頭語も訛っているのだろうか・・・・

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★ つしまのねは したぐもあらなふ かむのねに

    たなびくくもを みつつしのはも


★ 対馬の山は低く、下に雲が無い。神の峰である山に

   たなびく雲を見て、お前の事を思う。

       巻14-3516    防人の歌

 万葉の時代、人が死ぬことを  雲隠れする、と言ったり、

 立ち上る雲に、いとしい人への思いを重ね合わせたりしました。

 人々は、常に自然と共にあり、自然を敬うことは、人を敬う事と

 同じでした。相対するものではなく、一部分でした。

 この歌も、赴任先の九州の地から、山にたなびく雲に愛しい妻を

 思ったのです。

 自然は、特別の力を与える驚異的なものでもなく、人間を襲うものでもなく、

 人間と共にあるものでした。


 可牟(かむ)→神(かみ)→神威のある山

  →、この辺りでは、背振山山系の雷山であろうか・・・

神は可牟であるから、人が亡くなったとき、かむあがりするとも言う。

日本では古来から、人は全て死んだら可牟→神になるとされていた。

一神教の神とはそこが、大きく違う

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