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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ かりがねを ききつるなへに

   たかまとの ののへのくさそ いろづきにける

★ 雁の声を聞くに連れて思えば高松の野のほとりの草は

  一面に黄葉していたことです。

  巻10-2191    黄葉を詠める

 なへに→~と同時に、~とともに

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★ つゆしもの さむきゆふべの あきかぜに

   もみちにけりも つまなしのきは

★ 露霜が寒々と感じられる夕方の秋風によって

  すっかり黄葉してしまったことです。妻と成す

  梨の木は

 巻10-2189     黄葉を詠める

もみちにけりも→黄葉するの意の動詞

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★ もみちばの にほひはしげし 

    しかれども つまなしのきを たをりかざさむ

★ 黄葉は多くの木々を色とりどりに彩っている

  けれど私は、妻と成す梨の木を手折って髪に挿そう

   巻10-2188     黄葉を詠める

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寒さが見に沁みる季節となってきた。

こういう時は、わたしの家人の家の

定番。だご汁が登場である。

野菜は、その季節のものをたっぷり入れる。

里芋、人参、大根、椎茸、さつま芋、小松菜・・・など

何でも入れちゃう。

でもなんといっても美味しいのが、

手作りの麺である。

中力粉に塩を少しと、温かいお湯で

真中に入れて、まわすように混ぜる。

だんだんと形になってきたら、最初に大きく丸く

形を整えて、それを太めの親指ぐらいに

ちぎって丸めてゆく。

野菜などが、煮えたところで、その太めの

団子をてでちぎれないように、うまぁく

のばして、割いてゆく。

これが、細く割ければ割けるほど、

良いそうである。

団子と言うか麺はすぐ火が通るので

あまり炊きすぎず、味噌を溶かしていれる。

そして、ねぎを散らして、大きなおわんに注いで頂く。

体はポッカポカ。

みなさんもいちどお試しあれ

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★ いもがそで まききのやまの
   
   あさつゆに にほふもみぢの ちらまくをしも

★ 妻の袖を枕とする巻木の山の、朝露に色づいた

  黄葉の散るのが惜しいことです。

    巻10-2187   黄葉を詠める

  妹が袖→枕詞→妻の袖を枕とする意

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