[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
★ やすみしし わご大君の
朝には とり撫でたまひ 夕には い縁せ立たしし
御執らしの 梓の弓の 中はずの 音すなり
朝猟に 今立たすらし 暮猟に 今立たすらし
御執らしの 梓の弓の 中はずの 音すなり 巻1-3
★ やすみしし わごおおきみの
あしたには とりなでたまひ ゆうべには いよせたたしし
みとらしの あずさのゆみの なかはずの おとすなり
あさかりに いまたたすらし ゆふかりに いまたたすらし
みとらしの あずさのゆみの なかはずの おとすなり
★ あまねく国土をお治めになっておられる我が大君が
朝は手に取って大切に撫でておられる、夕方はお取り寄せになり立たれる
ご愛用の梓の弓の 中はずの響く音が 聞こえてくるようです
朝も夕も、すぐにでも猟に立たれる様です。
ご愛用の梓の弓の 中はずの 音が聞こえてきます。
天皇陛下に捧げたまふ御歌です。
現代では詠んではいけない歌かもしれませんね・・・・
学校によっては、国旗掲揚と国歌斉唱を拒むという、今や変わったお国柄ですから・・・
専門家ではないので、確かな事はわかりませんが、
天皇は国民あっての私とお考えになり、国民は天皇をお手本として奉る・・・・・
私流解釈では、お互いを尊ぶからこそ、まずはお互いを尊重する・・・そして、その時に
全ての事が、あらゆる人々に、出来うる限りのいい形になっていく・・・と言った感じでしょうか・・・
相手の立場を、相手の心を思いやると言うのは、言葉で言うのは簡単ですが、
行為として実現するのは、かなり難しい事だと思います。
世の中は複雑になり過ぎました。
人として大切な事は何なのか・・・・根本を考え直したいものです・・・私も・・・・
藤岡さんは、歌の為ならば、ありとあらゆる方法にチャレンジしていました。
例えば、今流行の顔筋マッサージなど出始め直ぐに、試していました。
あれは、若返る顔の為に考案されたものですが、結局、声は顔の中の口から発せられる・・・・
そこで、不要な力や凝りなどがあっては、発声の妨げになるのです。
歌というのはこれ一つとっても、身体に悪い事が無いのです。
歌を歌うと言う事が、人間にとって極めて自然な事である証明ではないでしょうか・・・・・
姿勢・体の諸所の筋肉を整えていく事・・・・
美しくなるためには、正しく発声する事を学ぶといっても過言ではないでしょう。
そして、己の身体と対話する・・ということ・・・これはプロになるアマであるに関わらず・・・です。
身体と言う魂と心のお洋服を、ボロボロにしてしまうか・・・・美しい着物のようにするか・・・・
表面だけ手直ししても、すぐばれてしまいます・・・・・おおっこわっ
とある、レッスンの時に、
「辻さんは、今日はまず顔のマッサージを学びましょう」と言われ、
顔にマッサージクリームを塗りたくられて、顔筋マッサージをされた思い出があります。
せっかく、お化粧していたのに・・・・・と、思いつつ・・・なすがまま・・・
学ぶって・・・どこまでも広がっていくんですねっ・・・・
藤岡さんが、我が家を何度か訪ねた事があります。
ピアノ合わせとか、娘のピアノのレッスンとか、後なんでしたっけ・・・・・
お夕食を、差し上げた時に、確か
・ハンバーグ
・サラダ
・ビシソワーズスープ
・ご飯
・お手製ぬかづけ
間に合わせだったのでご馳走ではなかったけれど、喜んで食べてくださいました。
私の作ったビシソワーズスープ(ジャガイモの冷製スープ)は特に、喜んで頂いて、
お代わりしてくださったのを覚えています。
チャンチャチャチャチャチャチャ チャンチャンチャ~ン
お友やんのお料理講座の時間で~す。
玉ねぎとセロリと長ネギをみじん切りにしてオリーブオイルで炒めます。
途中で香り付けに、バターを加えます。
野菜が透き通ってきたら、水をひたひたに足して、
庭に生えている月桂樹の葉の乾燥させたものを惜しげもなく4~5枚入れます。
後、塩コショウ、コンソメを適宜入れます。
少し煮立てている間に、ジャガイモの皮を剥き、適当な大きさに切ります。
すぐ火が通るように、小さい方が良いでしょう。
月桂樹の葉の香りと野菜の煮立つ香り、バターとオリーブオイルのほのかなこうばしい香りが、
食欲をそそります。
じゃかいもを入れて火が通ったら、何回かに分けてミキサーにかけます。
後は、荒熱をとって、冷えたところで、牛乳・生クリーム・新鮮なお水を、適宜加えて、混ぜて
自分の好みの味に仕上げます。
ステキなスープ皿にとりわけて、
最後に小ネギの小口切りをパラパラっとふりかけたら出来上がり・・・・・・
暑い夏の食欲がないときに、この冷製スープは栄養満点でとても美味しく頂けます。
冷やしたお好みの白ワインと共に召し上がれ・・・・
昨夜私も自分の為に、このスープを作りました。
娘たちも大好きな一品ですが、自分の為に作ったのは初めてかな・・・
藤岡さんのお写真の前に、ステキなワイングラスについで、差し上げました。
喜んでくれるかな・・・・藤岡さんが好きだったビシソワーズスープ・・・・
暑い夏の夜、藤岡さんとの思い出に浸りながら・・・・一人、ワインをかたむけつつ頂きました。
早くも、虫の声が聞こえて、静かな夜でした・・・・