[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
★ いあかして きみをばまたむ ぬばたまの わがくろかみの しもはふるとも
★ 眠らずにあなたを待ちましょう。 ぬばたまの実のように黒い髪に、霜が降りても・・・・
黒髪に霜が降りるとは、白髪になるまでとも、考えられます。どちらにしても、そうまでしても
あなたさまを待ちます・・・という気持ちの表れです。
秋の田の 穂の上に霧らふ 朝霞 何処辺の方に わが恋ひ止まぬ
お友やん (2009年9月21日 08:53) | コメント(0) | トラックバック(0)
★ あきのたの ほのへにきらふ あさがすみ いつへのかたに わがこひやまぬ
★ 秋の田んぼの実った穂の上にかかる朝の霞のように、どのようにしても、私の恋の思いが
晴れる事はない
磐姫皇后 巻2-88
う~ん・・・・・・仁徳天皇のご寵愛をそんなに受けられなかったのでしょうか・・・
この4首は、磐姫皇后がお作りになったというよりは、嫉妬心で名高い磐姫皇后は、きっと
このようなお心もちであったにちがいないと言う事で、民謡のように歌い継がれてきたものを
磐姫皇后の作とした、という説もあります。
確かに、4首はまるで芝居の4幕のように繋がっていきます。
最初は、あなたを待ち続けるという思いが、山で石を枕に死んでしまいたいという思いから、
いや、ずっと待っていよう・・・白髪になるまでとなり、田の上の霞のように私の恋の思いは
晴れる事とてない・・・と、歌っています。
もし、全てが磐姫皇后の歌でないとしても、皇后が嫉妬深い人であったことは間違いないでしょう。
9月という月は、私にとって、一年の中で、大切な月です。
それは、藤岡宣男という歌手とこの世でのさよならをした月だからです。
4年を迎えますが、あの日のことは、何一つ忘れていません。
潔く美しく生きることを望んだ師匠 藤岡宣男は、その願いどおり、見事にこの世から去りました。
素晴らしい歌声を残して・・・・
その歌唱の水準の高さとは裏腹に、高ぶることなく奢ることなく、黙々と歌の道を極めていた
藤岡さんの姿は胸に焼き付いています。
偉そうにしないと、偉いと思えない方々もいらっしゃいます。悲しい事に・・・・
藤岡宣男は偉そうな歌手ではありませんでした。
だからこそ、あの高みにまで歌唱が素晴らしいものとなったのでしょう。
自分が偉いと思った瞬間から、その人の成長は止まります。
もう一度聴きたい・・あの歌声を・・・と、いつも思うのです。
ひたすらに、歌っていた藤岡さん・・・あなたの弟子の名に恥じる事が無いよう・・
でも、辻 友子らしく頑張ってまいりたいと思います。
見守ってくださいね・・・・
タイに2ヵ月半留学していた仲良し?の青年が元気に、母国日本に、帰国しました。
なんだか、久しぶりに会う彼の顔は、少し精悍さを増し、男らしくなっています。
何だか、頼もしい感じ・・・・
HIVの子どもたちに衣服の支援に行ったり、様々な層の人々との交流をしてきた彼の
生のタイの様子を、聞かせて貰えるのが楽しみです。
実際、目で見て、会って、生活して・・・これに勝る説得はありません。
彼のレポートを読むのが楽しみです。
10月には、タイのチェンマイでコンサートがあります。
現地で準備してくださっている方と共に、きっと彼も大活躍でしょう・・・
今から、とても楽しみにしています。
私のもう一つの楽しみ・・・衣服支援にも行きます。