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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ くさまくら たびゆくきみを うるはしみ たぐひてそこし しかのはまへを

★ 草を枕の旅に行く馬を使っていく使者たちが、慕わしいので一緒にやってきました。

  この志賀島の浜辺を・・・・

        巻4-566    太宰大監大伴宿禰百代(だざいのだいげんおほとものすくねももよ)

志賀島は私も何度も訪ねた福岡県の砂州のある島です。ステキなデートコースで、金印も

発見された所・・・・懐かしいなぁ・・・・

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★ すはにある いはくにやまを こえむひは たむけよくせよ あらしそのみち

★ 周防の国にある岩国山を越える日は、神様によくよくお供え物をして、無事を祈ることです。

  荒々しいことです・・・その道は・・・・

              巻4-567  少典山口忌寸若麻呂(せうてんやまぐちのいみきわかまろ)


大伴旅人が、大宰府に赴任中、足に腫瘍が出来て、死を覚悟し、異母弟、大伴稲公と甥の

大伴胡麻呂に遺言を残したいと、朝廷に伝えた。二人は、駅馬に乗り、大宰府に向かった。

ところが、幸いにも病が癒えて、二人は上京する事となった。その折、駅馬使いを見送って

かりそめの酒宴を催して、別れを惜しみ、前2首を作った。

大伴家は随分と大宰府にに縁があるようです。西鉄電車に乗り、何かというと大宰府に行き

飛び梅を観て、美味しい焼餅を食した事を思い出します。その頃は、大伴旅人も家持も

知らなかった・・・・

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★ みさきみの ありそによする いほへなみ たちてもゐても あがもへるきみ

★ 岬めぐりの荒磯に寄せる五百重波、その波のように、立っても座っても、私が絶え間なく

   思って居る君よ・・・

                        巻4-568     門部連石足(かどべのむらじいはたり)

音(おん)がうつくしい和歌ですね・・・

みさきみの ありそによする いほへなみ たちてもゐても あがもへるきみ

おもへる・・・・もへる・・・・「お」を省略したのか・・・それとも、「もへる」が、先で「お」が接頭語

として付けられたのか・・・疑問?どちらにしても、もへる・・・という言葉はステキです。

あがもへるきみ・・・・・・う~ん

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★ まだなつと おもいつまどの とをひらき あきのいぶきを いだいてそしむ

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★ やまとへに きみがたつひの ちかづけば のにたつしかも とよみてそなく

★ 大和のほうへあなた方が出立する日が近づいたので、野に立つ鹿までも悲しみのの声を

  響かせて鳴いている事です。

                     
         巻4-570  大典麻田連陽春(だいてんあさだむらじやす)  


これも、オンの綺麗な和歌です

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