×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
PR
★ まそかがみ みあかぬきみに おくれてや あしたゆふへに さびつつをらむ
★ 曇りのない鏡のように、見飽きることのない君に、取り残されて、朝も夕も寂しく思い
暮らすのであろうか・・・・
巻4-572 沙弥満誓(さみまんせい)
やや・・・・これは・・・・なんと、男同士の愛を歌ったものです。とは言っても、当時、何も珍しい
ことではありません。今の方が、ゲイ、ゲイと騒ぎ立てて愛の包容力が何と貧しい時代に
なったことでしょう・・・・
この作者は、筑紫観世音寺の修行僧です。大伴旅人と親交があり、旅人が京へ上った折に
贈った歌です。鏡を枕詞に使うのは女の手法・・・・です。
まそ・・・・は、真澄が転じてマソミ・・・・まそかがみ・・・です。
テラの会の代表であらせられる木村天山氏の、故郷である北海道は苫前郡羽幌町・・・・
木村氏の母上とは、一面識も無い私に、息子が世話になっているから(お世話になっている
のは、こちらの方なのに・・・・)と、木村氏に送られてきた大変美味しい海産物を、いつも
辻さんにも・・・とお分け頂く・・・・
今日は、生の鱒・木村氏特製のなまこ・以前頂いた、蛸や烏賊・・・・鱒は木村氏の指導による
三平汁、と、塩焼き・・・長女が美味しい美味しいといって食べる。でも、何だか塩味に
かなりむらがあるよね・・・だって・・・。
「木村さん、ダイナミックだからね」と言って、二人で笑った。
5歳と3歳の二人の男の子も美味しい美味しいといって、もりもり食べている。
なまこはかなり美味しいと、主人が偉そうに評している。
生の鱒など、木村氏から頂いて、生まれて初めてお目にかかった・・・貴重なものである。
ほんとの本物の味は、やはり、子供にも分かるらしい・・・濃厚な自然のパワーが詰まっている。
こんな凄いものを毎日、食してきた人である。違うのは当たり前だと思う。
ムール貝は、捨てていた・・・うにはおやつに食べていた・・・すっごい話が、次々と飛び出して
くる。木村氏のお父上は漁師をされていた。毎日、日の明け切らぬきらぬ内から、海に船を出す。
どのような覚悟であっただろうか・・・・マイナス10度だとか20度だとか・・・想像もつかない・・
でも・・・・何処にも無いような素晴らしい朝日もご覧になったのであろうか・・・・日本の父・・・
お話を伺っていると・・・・そのようなイメージが浮ぶ。そして、ご家族の話を伺っていると、私は
ほっとする・・・・・笑いながら話を聞き、元気を貰う・・・・
羽幌の木村家のみなさま、いつも、いつも、美味しいお魚ありがとうございます。利尻昆布より
美味しい羽幌の分厚い昆布を、いつも、いつも、惜しみなく頂き、我が家のお澄ましとおみそ汁
は、最高の味です。他にも、たくさん・・・ホタテ・・・つぶ貝・・・黒カレイ・・・赤カレイ・・・エイ・・
生まれてこの方、食べた事も無いような食材を、親戚でもない私に、いつも送っていただき、
我が家の食卓は、豊かににぎやかになります。一度も、お目にかかったことの無い木村家の
方々と、会話をして居るような気持ちになります。
笑い声や毎日の元気に働いている姿が目に浮ぶようです。
このような家族が日本に存在する限りは、大丈夫だと・・・・そう思うのです。