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テラの会の代表であらせられる木村天山氏の、故郷である北海道は苫前郡羽幌町・・・・
木村氏の母上とは、一面識も無い私に、息子が世話になっているから(お世話になっている
のは、こちらの方なのに・・・・)と、木村氏に送られてきた大変美味しい海産物を、いつも
辻さんにも・・・とお分け頂く・・・・
今日は、生の鱒・木村氏特製のなまこ・以前頂いた、蛸や烏賊・・・・鱒は木村氏の指導による
三平汁、と、塩焼き・・・長女が美味しい美味しいといって食べる。でも、何だか塩味に
かなりむらがあるよね・・・だって・・・。
「木村さん、ダイナミックだからね」と言って、二人で笑った。
5歳と3歳の二人の男の子も美味しい美味しいといって、もりもり食べている。
なまこはかなり美味しいと、主人が偉そうに評している。
生の鱒など、木村氏から頂いて、生まれて初めてお目にかかった・・・貴重なものである。
ほんとの本物の味は、やはり、子供にも分かるらしい・・・濃厚な自然のパワーが詰まっている。
こんな凄いものを毎日、食してきた人である。違うのは当たり前だと思う。
ムール貝は、捨てていた・・・うにはおやつに食べていた・・・すっごい話が、次々と飛び出して
くる。木村氏のお父上は漁師をされていた。毎日、日の明け切らぬきらぬ内から、海に船を出す。
どのような覚悟であっただろうか・・・・マイナス10度だとか20度だとか・・・想像もつかない・・
でも・・・・何処にも無いような素晴らしい朝日もご覧になったのであろうか・・・・日本の父・・・
お話を伺っていると・・・・そのようなイメージが浮ぶ。そして、ご家族の話を伺っていると、私は
ほっとする・・・・・笑いながら話を聞き、元気を貰う・・・・
羽幌の木村家のみなさま、いつも、いつも、美味しいお魚ありがとうございます。利尻昆布より
美味しい羽幌の分厚い昆布を、いつも、いつも、惜しみなく頂き、我が家のお澄ましとおみそ汁
は、最高の味です。他にも、たくさん・・・ホタテ・・・つぶ貝・・・黒カレイ・・・赤カレイ・・・エイ・・
生まれてこの方、食べた事も無いような食材を、親戚でもない私に、いつも送っていただき、
我が家の食卓は、豊かににぎやかになります。一度も、お目にかかったことの無い木村家の
方々と、会話をして居るような気持ちになります。
笑い声や毎日の元気に働いている姿が目に浮ぶようです。
このような家族が日本に存在する限りは、大丈夫だと・・・・そう思うのです。