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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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「国際私設ボランティアテラの会」の理事をさせていただいています。

活動6年目です。


最初は「戦没者追悼慰霊」から始まり、

スタッフは、ほぼ月一回と言うスケジュールで

活動しました。途中から、古着(日本の古着は古着ではない

ものが多いです。何しろ新品まであります)が必要とされている

事を知り、衣服支援もするようになりました。


私は、本業が「歌手」なので、年に2回の参加でしたが、

それでも、様々なことを教えられ感じさせられました。


活動費用は個人的なお知り合いや、

スタッフ自身のお金で賄っていましたが、

かなり、経済状況が逼迫して、現在は、寄付を募っています。


私は、理事としてスタッフの活動を見続けてきました。

活動報告や団体の告知より、実際の活動が先行し、これは

本当に心から活動したいのだなと感じて、

信頼性の高い活動だとわかりました。

何とか続けていただきたい

と、私なりに応援させて頂いております。


本当に勉強になります。みなさまにも、一緒に行って

頂きたいと思います。


NPO団体の裏事情、また、世の中の人々のボランティアに対する

考え方の狭さやいい加減さもよく分かりました。

また、一方で、良かった事は、戦後教育を受けた私は、

日本人として誇りを持てない国民だったのですが、

この活動を通して、日本人が、勿論どこでもとは言いませんが

私が想像していたよりずっと、アジアの人々から信頼され

愛されていることを知りました。

寧ろ、日本人自身の方が、日本や日本人を悪く低く

評価しています。


この活動のおかげで、「万葉集」と言う

日本人の心性のすべてが宿っていると言っても

過言ではない和歌集を、自身の音楽活動に

反映させることが出来たら・・・と考えるように

なったともいえます。

私の稚拙な文章をお読みになるより、このホームページの

リンクにあります、「国際ボランティアテラの会」の

ホームページを是非、見て読んでいただきたいです。


私も、再び行くでしょう・・・スラムのそして、メソットの

孤児院の子供たちに会いに・・・・






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からたちのはなが さいたよ

しろいしろい はながさいたよ


からたちのとげは いたいよ

あおいあおいはりのとげだよ


からたちは はたのかきねよ

いつもいつも とおるみちだよ


からたちも あきはみのるよ

まろいまろい きんのたまだよ


からたちのそばで ないたよ

みんなみんな やさしかったよ


からたちのはなが さいたよ

しろい しろい はなが さいたよ



この「北原白秋 作詞 、山田耕筰 作曲」の名歌は

西洋音楽を学んだ山田耕筰と、詩人 北原白秋が

喧々諤々、いかにして、日本語を美しく表現するか

と言う事で出来た曲である。傑作である。


それを、私は、初舞台で歌った。

この曲は、本当に難しい曲である。


「からたちの花」・・・・藤岡宣男の、絶品の

この曲を前にすると、ただうな垂れてしまう。

そのぐらい美しく歌っている・・・・・

いつか、いつの日か・・・・

辻 友子しか歌えない、「からたちの花」を歌う。


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 ★ ほととぎす ならぬごうおん べいぐんようき    

    
                     辻 知子

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★ あがころも きみにきせよと ほととぎす

     われをうながす そでにきゐつつ


★ 私の衣を、あなたに着せなさいとでも言うように

   私を促すがごとく、袖に来て留まるホトトギスよ

     
       巻10-1961   夏の雑歌


 ホトトギスは、漢字の当て字が、とても多い。万葉集では

 霍公鳥・・・変換がパソコンでややこしいので、ひらがな

 書きが時々でます。すみません。

 「夏は来ぬ」という、歌にも出てきますが、「忍び音」

 とは、卯の花や橘が咲く頃、渡来してくるホトトギスが、

 最初に鳴く声を「忍び音」と言って、みな、聞きたがったという。

 夜も鳴く鳥である。


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★ ものおもふと いねぬあさけに 

     ほととぎす なきてさわたる すべなきまでに


★ あれこれと物思いをして、眠られなかった夜明けに、

   ホトトギスが鳴きながら渡ってゆく・・・・切ないほどうつくしく・・・

        巻10-1960    夏の雑歌


さ→接頭語です。それも、霊威のある事を表します。

朝まで寝られないほど、切ない晩・・・早朝の、夜と明けが

入れ替わる時(とき)、それは、とても微妙な時間・・・・

夜のものが去り、昼の・・ある意味、現世(うつしよ)

のものが、来る時間・・・空も空気も不思議な色と匂いに

包まれます。切ないほど美しい・・・・・

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