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★ちちははえ いはひてまたね ちくしなる
みずつくしらたま とりてくるまでに
★父母よ、身を慎んで待っていてください。筑紫に
ある水中の白玉を取ってきて欲しい
川原虫麻呂
巻20－4330
みずつくしらたま とりてくるまでに
★父母よ、身を慎んで待っていてください。筑紫に
ある水中の白玉を取ってきて欲しい
川原虫麻呂
巻20－4330
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★くにめぐる あとりかまけり ゆきめぐり
かえりくまでに いはひてまたむ
★国々をとに巡り、アトリやカモ・ケリのように筑紫の
国々を行き巡り、帰って来るまで身を慎んで帰って
来てください
刑部虫麻呂
巻20－4339
かえりくまでに いはひてまたむ
★国々をとに巡り、アトリやカモ・ケリのように筑紫の
国々を行き巡り、帰って来るまで身を慎んで帰って
来てください
刑部虫麻呂
巻20－4339
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★ たたみけむ むらじがいその はなりその
ははをはなれて ゆくがかなしさ
★ 畳薦むらじが磯の離れ磯のように、母の
許を離れて行く悲しさよ
・畳薦→枕詞
壬生部道麻呂
巻20－4338
ははをはなれて ゆくがかなしさ
★ 畳薦むらじが磯の離れ磯のように、母の
許を離れて行く悲しさよ
・畳薦→枕詞
壬生部道麻呂
巻20－4338
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★ みずとりの たちのいそぎに ちちははに
ものいわずきて いまぞくやしき
★水鳥の飛び立つような慌しさに父母はに何もいわず来て
今くやまれることです
・水鳥の→枕詞
有度部牛麻呂
巻20－4337
ものいわずきて いまぞくやしき
★水鳥の飛び立つような慌しさに父母はに何もいわず来て
今くやまれることです
・水鳥の→枕詞
有度部牛麻呂
巻20－4337
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★ さきもりの ほりこぎでる いずてふね
かじとるまなくて こひはしげけむ
★防人が掘江を漕ぎ出し手いく、伊豆の舟、その楫を漕ぐのに
暇がないように、いつも恋ごころは激しいことだろう
大伴家持
巻20－4336
かじとるまなくて こひはしげけむ
★防人が掘江を漕ぎ出し手いく、伊豆の舟、その楫を漕ぐのに
暇がないように、いつも恋ごころは激しいことだろう
大伴家持
巻20－4336
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