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★ さととほみ こひわびにけり ますみかがみ
おもかげのこらず いめにこそみえず
★真澄鏡を手に取って毎朝見るそのように
いつもあなたが見られる時でもあなたへの恋はしきりでしょう
巻11－2634
おもかげのこらず いめにこそみえず
★真澄鏡を手に取って毎朝見るそのように
いつもあなたが見られる時でもあなたへの恋はしきりでしょう
巻11－2634
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★まそかがみ てにとりもちて あさなあさな
みむときさへや こひのしげけむ
★真澄鏡のように、じかにはっきりと妻を見ずして
わが恋は止むまい。年が経っても
巻11－2633
みむときさへや こひのしげけむ
★真澄鏡のように、じかにはっきりと妻を見ずして
わが恋は止むまい。年が経っても
巻11－2633
[0回]
★ まそかがみ ただにしいもを あいみずは
わがこひやまじ としはへるとも
★真っ黒な髪を靡かせて、長い夜じゅう自分の手を
枕に待っているだろうか
巻11－2632
わがこひやまじ としはへるとも
★真っ黒な髪を靡かせて、長い夜じゅう自分の手を
枕に待っているだろうか
巻11－2632
[0回]
★ぬばたまの くろかみしきて ながきよを
たまくらのうへに いもまつらむか
★真っ黒な黒髪を靡かせて、長い夜中
私の手を枕に、妻は待っているだろうか
・ぬばたまの→枕詞
巻き11－2631
たまくらのうへに いもまつらむか
★真っ黒な黒髪を靡かせて、長い夜中
私の手を枕に、妻は待っているだろうか
・ぬばたまの→枕詞
巻き11－2631
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★ ゆひしひもを とかむひとおみ しきたへの
わがきまくらは こけむしにけり
★逢わなくても私は怨みますまい。この枕を私と思って寝てください
・敷栲の→枕詞
巻き11－2630
わがきまくらは こけむしにけり
★逢わなくても私は怨みますまい。この枕を私と思って寝てください
・敷栲の→枕詞
巻き11－2630
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