万葉歌手辻友子
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2024/11/25 (Mon)
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正延心緒 巻11-2608「妹が 袖別れし日より 白栲の 衣片敷き 恋ひつつそ寝る
★ いもうとが そでわkれしひより しろたへの
ころもかたしき こひつつそねる
★妻の袖を離れて別れていた日からずっと、
白栲の衣を片方だけ敷いて恋つつ寝ることよ
・白栲の→枕詞
巻11-2608
[0回]
2016/05/13 (Fri)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2607「敷栲の 衣手離れて 吾を待つと あるらむ子らは 面影に見ゆ
★ しきたへの ころもではなれ あをまつと
あるらむこらは おもかげにみゆ
★敷栲の衣の手を交わすことなく私を
待っているだろう子が面影にたって見えるよ
巻11-2507
[0回]
2016/05/13 (Fri)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2606「人目多み 常かくのみし 侯はば いづれの時か わが恋ひずあらむ
★ ひとめおおみ つねかくのみし さもらはば
いづれのときか わがこひずあらむ
★人目が多いのでいつもこもようにしていれば
いつとて恋に苦しまない事があろう
巻11-2606
[0回]
2016/05/13 (Fri)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2605「玉桙の 道行きぶりに 思はぬに 妹を相見て 恋ふる頃かも
★たまほこの みちゆきぶりに おもはぬに
いもをあひみて こふるころかも
★玉桙の道いきがてらに予期せず妻に逢って恋しく
思うこの頃よ
・玉桙の→枕詞
巻11-2605
[0回]
2016/05/13 (Fri)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2604「思ひ出て 哭には泣くとも いちしろく 人の知るべく 嘆かす夢
★ おもひでて ねにはなくとも いちしろく
ひとのしるべく なげかすゆめ
★私を思い出して涙にくれることはあっても、
はっきり人にわかるようにお嘆きにはなりませんように
巻11-2604
[0回]
2016/05/13 (Fri)
万葉たまゆら
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