万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2024/11/25 (Mon)
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正延心緒 巻11-2613「夕トにも 占にも 告れる今宵だに 来まさぬ君を 何時とか待たむ
★ゆふとにも うらにも のれるこよひだに
きまさぬきみを いつとかまたむ
★夕トにも占にも「来る」とる今夜までも
いらっしゃらないあなたをいつとして待とうか
巻11ー2613
[0回]
2016/05/14 (Sat)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2612「白栲の 袖に触れてや わが背子に わが恋ふらくは 止む時も無し
★ しろたへの そでふれてや わがせこに
わがこふらくは やむときもなし
★白栲のの袖に触れたからか、わが背子への
思慕はないのかなあ
巻11-2612
[0回]
2016/05/14 (Sat)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2611「今さらに 君が手枕 まき寝めや わが紐の緒の 解けつつもとな
★ いまさらに きみがてまくら まきねめや
わがひものをの とけつつもとな
★また新ためてあなたの手枕をして寝ることがどうして
あるだろう。だのに、私の心も紐の先がほどけては
心細いことよ
巻11-2611
[0回]
2016/05/13 (Fri)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2610「ぬばたまの わが黒髪を 引きぬらし 乱れてさらに 恋ひわたるかも
★ ぬばたまの わがくろかみを ひきぬらし
みだれてさらに こひわたるかも
★ ぬばたまの私の黒髪を引きほどき、そのように
こころも乱れいっそう恋続けることよ
・ぬばたま→枕詞
巻11-2610
[1回]
2016/05/13 (Fri)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2609「白栲の 袖はまゆひぬ 吾妹子が 家のあたりを 止まず振りにし
★ しろたへの そではまゆひぬ わぎもこが
いえのあたりを やまずふりにし
★白栲の袖はほつれてしまった。吾妹子の
家の辺りでしきと振ったので
・白栲の→枕詞
巻11ー2609
[0回]
2016/05/13 (Fri)
万葉たまゆら
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