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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ はぎのはな くれぐれまでも ありつるが

    つきいでてみるに なきがはかなさ


★ 萩の花は、日が暮れようとするぎりぎりまで

  咲いていたが、つきが出て庭に出てみると

  花が散っている・・・はかないことです。

    源実朝    夕のこころを詠める

 くれくれまで→普通は「暗い気持ちで」などに使う。

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★、あきさらば いもにみせむと うゑしはぎ

   つゆしもおひて ちりにけるかも


★ 秋になったら、愛しいあの娘に見せようと、

  植えた萩に露や霜が受けて散ってしまったことです。


      巻10-2127   花を詠める

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★ あきはぎは かりにあはずと いへればか

    こえをききては はなにちりける


★ 秋萩は、雁に逢うまいと言っているからなのか、

  雁の声を聞くと、花のまま散ってしまう。

    巻10-2126    花を詠める

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秋雨は、さざれ雨・・・細かな粒が・・・どこか、遠い所から

金木犀の香りを、運んでくれる。

                富士乃紫雲

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秋は、風に尽きる

秋風が運んでくる、金木犀の香り・・・

虫たちの歌・・・・・・木々のざわめき

・・・・秋の風は、何より、人の心を

物悲しくさせる。


冬と言う暗く寒い季節に向かう秋・・・

それは、孤独を感じる季節だ。

人は皆、孤独であることを、実感させてくれる

のに、秋と言う季節は、一番相応しい。


家族がいても、恋人がいても、埋まること無い

孤独感・・・・

人はみな、一人で生まれ、一人で死んで行く

事を実感させる季節。

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