★　はるかすみ　たちにしひより

　　　　けふまでに　わがこひやまず　もとのしげけば

★　春霞が立った日から、今日までも私の恋は止まない。

　　心の奥で思いがしきりと起こるので

　　　　　巻10－1910　　　霞に寄せたる

[0回]

★　はるかすみ　やまにたなびき　おほほしく

　　　いもをあいみて　のちにこひむかも

★　春霞がやまにたなびいておぼろに霞んでいる様に

　　おぼろに妻に逢って、後で恋しき思うことだろうか・・・

　　　　巻10－1909　霞に寄せたる

[0回]

4月は1日、10日と、

コンサートを2回、開催いたします。

今回は、クラシック音楽を交えて、

西洋の音楽と、万葉集の共演・・・・

どんな雰囲気になるか、今からとても楽しみです。

両極端なものを、同時に味わえる、滅多に無い

コンサート・・・・

みなさんも楽しみに・・・・！！

お出でをお待ちしています。

[1回]

★　はるされば　みくさのうへに　おくしもの

　　　けつつもわれは　こひわたるかも

★　春になると、水草の上に置く霜が消えるけれど

　　、消えそうになりながらも、私はずっと恋ひ慕い続けている。

　　　　　巻10－1908　　　霜に寄せたる

[0回]

次女が、オーストリアから帰国したので

久しぶりに日本食・・・水炊きを作った。

関東では、あまりみなさん、召し上がらないが、

福岡では、郷土料理である。


最初、水から、昆布と鳥のモモ肉を入れて

煮出すから、水炊き・・・と言うのではないかと、

思っているのだが・・・真相は、知らない。


お肉のお出汁がたっぷり出たところで、

白菜やきのこや、白滝や、椎茸や、えのき、豆腐、春菊

などを入れて、カボスとお醤油とお出汁で頂く。

シンプルだが、心も体もホカホカ、温まる鍋料理である。


娘も、久しぶりの日本食に、ほっとした様子・・・よかった！！

慣れない旅を、一人で続けて疲れただろう・・・・

美味しい日本食で、パワーアップして欲しい。

[1回]