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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ わがせこが つかひをまつと かさもきず

  いでつつそみし あめのふらくに

★ わたしの背の君の使いを待つと言って

  笠もつけずに、何度も外に出ては見ました。

  雨が降るというのに

   巻11-2681

  出でつつそ→つつ→反復

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★ かはちどり すむさはのへに たつきりの

  いちしろけむな あひいひそめてば

★ 川千鳥の棲む沢の上に立つ霧のように

  人目についてしまうでしょう。

  互いに言葉を交わし始めるようになったならば

    巻11-2680

  いちしろけむな→くっきりと目にみえるさま

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★ まどごしに つきおしてりて

  あしひきの あらしくよは きみをしそおもふ

★ 窓越しに 月が照り渡って

  あしひきの山おろしの風が吹く夜は

  あなたのことこそ思うことです。

   巻11-2769

あしひきの→枕詞

嵐→山下ろしの風

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★ はしきやし ふかぬかぜゆゑ たまくしげ

   あけてさねにし われそくき

★ いとしいことに 風が吹かないから 玉櫛笥の蓋を

  開けるように、共寝をしてしまった私が悔やまれることです。

   巻11-2678

 はしきやし→いとしく愛すべき対象への讃詞

 玉櫛笥→枕詞

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★ さほのうちゆ あらしのかぜの ふきぬれば

   かへるさしらに なげくよそおおき

★ 佐保の内を通っていると、山おろしの風が

  吹いたので、あの人の帰りもわからないまま

  嘆く夜が多い

   巻11-2677 
 
 嵐の風→佐保山から吹き下ろす風

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