万葉歌手辻友子寄物陳思＞巻11－2678「愛しきやし　吹かぬ風ゆゑ　玉櫛笥　開けてさ寝にし　われそ悔しき」

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2024/11/23 (Sat)

寄物陳思＞巻11－2678「愛しきやし　吹かぬ風ゆゑ　玉櫛笥　開けてさ寝にし　われそ悔しき」

★　はしきやし　ふかぬかぜゆゑ　たまくしげ

　　　あけてさねにし　われそくき

★　いとしいことに　風が吹かないから　玉櫛笥の蓋を

　　開けるように、共寝をしてしまった私が悔やまれることです。

　　　巻11－2678

　はしきやし→いとしく愛すべき対象への讃詞

　玉櫛笥→枕詞

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2015/02/19 (Thu) 万葉たまゆら

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