忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[494]  [495]  [496]  [497]  [498]  [499]  [500]  [501]  [502]  [503]  [504
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ いかにして  こひやむものぞ あめつちの

   かみをいのれど あはおもひまさる

★ どうしたら 恋の苦しさはやむものだろう。

  天地の神を祈るけれど、私は思いはつのることです

      巻13-3306

拍手[0回]

★ 物思はず 道行く人も 青山を

  ふり放け見れば つつじ花

  香少女 桜花 栄少女 汝をそも

  われに寄すとふ われもそ

  汝に寄すとふ 荒山の 人し

  寄すれば 寄そるいとぞいふ

  汝が心ゆめ

★ ものおもはず みちゆくひとも あおやまを

  ふりさけみれば つつじはな

  にほえをとめ なんじをそも

  われによすとふ われもそ

  なんじによすとふ あらやまの

  ひとしよすれば よそるとぞいふ

  なんじがゆめ

★ 物思いも泣く道を行き行来、青山を

  ふり仰いで見ると、つつじが花を

  美しい。その花のように匂わしい少女よ。

  そんなに美しいお前こそ、世間では私に

  寄せて言う。私をこそ、お前に寄せてうわさする。

  うれしいのだが、荒山だって人の口が寄せていうと

  寄るようになる、お前の心よ。けっして許しては

  いけない。

       巻13-3305

拍手[0回]

★ きかずして もだもあらましを なにしかも

   きみがせいかをひとのつげつる


★ 聞かないで、嘆かずにいたかったものを

  どうしてあの方の姿を人は告げたのか

     巻13-3304

拍手[0回]

★里人の われに告ぐらく 汝が恋ふる

 愛し夫 黄葉の 散りまがひたる

 神名火の この山辺から ぬばたまの

 黒馬に乗りて 川の瀬を 七瀬渡りて

 うらぶれて 夫と逢ひきと 人そ告げる


★さとびとの われにつふらく なんじがこふる

 いとしおっと もみぢはのちりまがひたる

 かむなびの このやまべから ぬばたまの

 くうまにのって かわせを ななせわたりて
  
 うらぶれて おっととあいひきを ひとそつげる


★里人が私に告げることには、お前の恋する人いとしい

 黄葉の紛れ散らかっている神名火やまの、このやまの

 あたりから真っ黒な黒馬に乗って、川の瀬を限りなく

 渡っていって人の告げたことです。

     巻13-3303

 


 


拍手[0回]

万葉のこころを歌うリサイタルは

無事に終えることができました。

いろいろと反省点もありますが、

これkらも、一層の精進をして

行きたいと思います。

宜しくお願いいたします。

拍手[1回]

カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]