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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ いももわれも ひとつなれかも みかわなる ふたみのみちゆ わかれかねつる

★ 恋人も私も 一つだからでしょうか、三河の二見の道から別れ難く思います。

                                巻3-276   高市連黒人

一つ前の歌と違い、まだ、恋の話を詠う間は旅にも余裕があると感じます。

旅先ですから、妻ではないのかもしれませんね・・・・旅で知り合った女性との別れではないでしょうか?

一、二、三と揃って使われているのは何か意味が有りそうですが・・・・まぁ、数字遊びみたいな

ものでしょうか??

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★ はやきても みてましものを やましろの たかのつきむら ちりにけるかも

★ 早く来て見ればよかった。山城の多賀のけやきの葉はもう散ってしまったことです。


                                巻3-277  高市連黒人


これで、黒人(くろひと)の旅の歌8首は終わりです。

この中で、妹(愛しい人)が出てきた歌は1首のみ・・・・まだ私の年代では、たどり着けない・・

辿り着きたくない高市連黒人(たけちのむらじくろひと)の心境です。

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★ わがふねは ひらのみなとに こぎいでむ おきへなさかり さよふけにけり

★ 私の船は、この比良の港に停泊しよう。沖には出ないように。夜も更けた事だから・・・・

                              巻3-274    高市連黒人

高市連黒人の旅の歌八首が続きます。

この歌は5首目・・・柿本人麻呂も旅の歌特集があり、それを意識して編纂されたもののようです。

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ある編集者の方から、自分のブログの事を話したところ、「本当に自分で書いているの?

みんな人に書かせてるよ」といわれました。へぇ~そうだったのかぁ~まあ、よほど有名で忙しい人

ならともかく・・・・ある人からも、ホームページは実体とは全く違うからね。。。とも、みなさん・・・

そんな認識なの???本当の事しか書いてないのに・・・・参った

そうだったら、ホームページって何のためにあるのかしら・・・

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★ いづくにか われはやどらむ たかしまの かちののはらに このひくれなば

★ 一体どこで宿をとろうか・・・・高嶋の勝野の野原の日が暮れてしまったならば・・・・

                                  巻3-275   高市連黒人

野宿をするのでしょう・・・・昔の旅の厳しさなど私には想像もつきません。

今日泊まる宿も無いのが当たり前・・・自然と対峙するなんていう、奇麗事ではないでしょう・・・

寒さで死ぬかもしれない・・・・この頃の方々は素晴らしく五感が発達していた事でしょうね・・・・

現代人はこの頃の人と比べたら、鈍も鈍ですね・・・

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