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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ はだすすき くめのわくぎが いましける みほにわやは みれどあかぬかも

★ はだ薄の久米の若殿様がいらっしゃいました。美穂の岩屋は何度見ても見飽かぬところだなぁ

                                  巻3-307   博通法師(はくつうほふし)

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★ ときはなる いはやはいまも ありけれど すみけるひとそ つねなかりける

★  永遠のものである石屋は今も変わらずありますが、そこに住む人は変わってしますのですね。

                                  巻3-309    安貴王

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★ なくはしき いなみのうみの おきつなみ ちへにかくりぬ やまとしまねは

★ その名も美しい印南の海の沖の波が幾重にも重なり、大和の山並みも隠れてしまう

  ほどです。

                           巻3-303     柿本朝臣人麻呂

柿本朝人麻呂(かきのもとのあそみひとまろ)筑紫の国に下りし時に、海路にして作れる歌2首

とあります。

                       

根という言葉は万葉集によくでてきます。岩根などとも言います。岩に根が生えるわけではなく、

その岩の持つ重みや歴史の古さ、込められた思いの深さなどを感じさせますね・・・・

大和島とは、本人が海側から、日本の地をみた姿です。大和島根・・・・と言うと、

日本という島国に対する人麻呂の思いや、大和の国の雄々しさや雄大さを感じます。

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★ おほきみの とほのみかどと ありがよふ しまとみれば かみよしおもほゆ

★ 大君の遠い朝廷として、官人たちが行き来をしていた島と島の間の海峡を見ると、神代の

  昔もこのようであったのかなぁと思われることです。

                                  巻3-304     柿本朝人麻呂

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★ いせのうみの おきつしらなみ はなにもが つつみていもが いへづとにせむ

★ 伊勢の海の沖の白波は、花であればよいのに・・・・そうであれば、包んで妻におみやげに

  しよう。

                               巻3-306  安貴王(あきのおほきみ)


沖の白波が花であるなんて、考えた事も有りませんでした。ましてや、それを包んで妻への

お土産にしようなんて・・・・すっごくロマンチックですね・・・・ステキ!!

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