忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[1190]  [1191]  [1192]  [1193]  [1194]  [1195]  [1196]  [1197]  [1198]  [1199]  [1200
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR

★ なほのうらに しほやくけぶり ゆふされば ゆきすぎかねて やまにたなびく

★ 縄の浦で藻塩を焼く煙は 夕方になっても消え去ろうともせず、山にたなびいていることです。

                                 巻3-354   日置少老(へきのをゆ)

万葉集を読んでいると、自然にこころがあり、また、人の心は自然に宿るものである事が、

当たり前に歌われていることが、分かります。

古代日本人は、自然とともに生きていた・・・心も体も・・・・それが当たりまえに感じられます。

拍手[0回]

★ おほなむら すくなびこなの いましけむ しつのいはやは いくよへにけむ

★ 大国主命(おほくにぬしのみこと)、少彦名神(すくなひこなのかみ)のいらしたという

  志都の岩屋は、どれほどの歳月を経てきたのだろうか・・・・・?

                         巻3-355   生石村主真人(おひしのすぐりまひと)

日本書紀に伝えられる神々の事ですが、座した(いました)場所に諸説あるようで・・・・

そりゃぁ、うちのとこよ!!っていいたいよね。何しろ、国造りの神様なんだから・・・・・

拍手[0回]


★ けふもかも あすかのかわの ゆふさらず かはづなくせの さやけくあるらむ

★ 今日もまた、明日香の川の、夕暮れはきまって蛙の鳴く声のする瀬はなんと清らか

  であることでしょうか?

                           巻3-356  上古麻呂(かみのまろ)

作者の姓(かばね)は百済系渡来人らしいです。村長さんのようです。

拍手[0回]


東京のすみだトリフォニーで行ったコンサートで、アンコールに君が代を歌った。

お客さんとしていらしている65歳のクリスチャンであるとある有名な編集長が、次にお会いする

機会があったときに、激怒された・・・・「君が代を歌うなんて最低だ。下品すぎる」と言われた。

私は訳が分からずただ、傷ついた・・・・私は日本を愛する国民の一人であるし、コンサートで君が代

を歌ってはいけないという法律もない。彼が言うには、「君が代を聞くと、あの無残な戦争を思い

出して傷つく人が居るし、聞きたくない人もいる」というのだ。私は思った・・・君が代じゃなくても

音楽に、いい思い出も、嫌な思い出も付きまとうものだから、それをあまり考えすぎると何も

歌えなくなる・・・何も君が代だけじゃない・・・・私は心の中でおかしいじゃないか・・・・と思い

ながら、氏の迫力と年長であることで、沈黙していた・・・

それ以来、君が代を歌っていないが、どうしても納得がいかない・・・

誰か、掲示板でも良いから、書いて欲しい・・・私はそんなに下品な酷い事をしたのか・・・・

自分の国の国歌を歌うことがそんなに、おかしいことなのか・・・・

それなら、オリンピック協会に、金賞を取った日本人選手の君が代と国歌掲揚を

止める訴えを起こして欲しい・・

私の言ってる事がおかしいなら、誰か教えてください。

拍手[0回]


★ よのなかを なににたとへむ あさびらき こぎいにしふねの あとなきがごと

★ 世の中をなんとたとえよう・・・朝、開港して出て行く船の航跡が跡形もなく無くなって

   いくようなものであろう

                     巻3-351      沙弥満誓(さみまんせい)

ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ

結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある人と栖(すみか)と、またかくのごとし。

                   方丈記               鴨長明

拍手[0回]

カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]