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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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鈴虫の 音のかすかなる 夜風かな ただれる暑さを しばし忘らむ

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★ あがきみは わけをばしねと おもへかも あふよるあはぬよ ふたつゆくらむ

★ あなたさまが、私を死ねとお思いになっていらっしゃるのでしょうか・・・・逢う夜と逢わぬ夜が

   交互に二つ過ぎて行き翻弄されます。

                       巻4-552      大伴宿禰三依(おおとものすくねみより)

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★ あまくもの そくへのきはみ とおけども こころしゆけば こいふるものかも 

★ 天雲の遠ざかっていく果てにあなたはいらっしゃるのだけれど、心が通い行くので、

  恋しく思われるものなのでしょうか・・・・・

                    巻4-553     丹生女王(にふのおほきみ)

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★ あめつちの かみもたすけよ くさまくら たびゆくきみが いえにいたるまで

★ 天地の神も助けて守ってください。草を枕の旅行くあなたが、家に帰りつくまで

                          巻4-549      ???

太宰弐石川足人朝臣(だざいのせうにいしかはのたりひとのあそみ)が転任するときに、別れの

宴で歌われた3首の1首目

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★ 三香の原 旅の宿りに 玉鉾の 道の行き逢ひに 天雲の 外のみ見つつ 言問はむ

   縁のなければ 心のみ 咽つつあるに 天地の 神言寄せて 敷栲の 衣手交へて 己妻と

   頼める今夜 秋の夜の 百夜の長さ ありこせぬかも

★ みかのはら たびのやどりに たまほこの みちのいきあひに あまぐもの よそのみみつつ

   こととはむ よしのなければ こころのみ めせつつあるに あめつちの かみことよせて 

  しきたへの ころもでかへて おのづまと たのめるこよひ あきのよの ももよのながさ

  ありこせぬかも

★ 三香の原の旅の宿に、玉鉾の道で出会い、天雲のように よそ目にみるばかりで

  言葉を掛けるきっかけもないので、心の中で咽び泣いていたところ、天地の神々が

  二人を結び寄せて、敷栲への袖を互いに交わして、私の妻として、これから頼りにする

  秋の今夜こそ、百夜の」長さがあって欲しいものです、


巻4-546      笠朝臣金村

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