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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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家人の両親が、体調を崩したので、大した役にも立たないが

帰郷した。かえりに、今流行の麹を使った・・・といっても、竹田は

もうう~んと昔から使っている。

甘酒饅頭(どこよりおいしい)と、ふきのとう、高菜の生を貰った。

高菜は、塩でしんなりするまで揉み、漬物で昆布と鷹の爪を入れて

漬けた。ふきのとうは、てんぷらにして塩で頂きたかったが、

少し、葉が開いていたので、みじん切りにして油で炒め、味噌と酒と佐糖を

いれて、佃煮にした。ぷ~んと、ふきのとうの香りがして、温かいご飯に添えたら

最高だ。

こんなちょっとした、手作り・・・なにも、大きく構えなくても、田舎の主婦たちは

食材の旬、古くなった場合と、実にたくみに調理する。

脳はきっと、血流が良くなって、とっても賢くなっているはずだ。

難しい本を読むよりも・・・・・

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★ ひるはさき よるはこひねる ねぶのはな

     きみのみみめや  わけさへにみよ



★ 昼は咲いて、夜は恋い眠る(共寝の意)合歓の花を

  主人だけ見てよいものか・・・あなたも見なさい

     巻8-1461   紀女郎(きのいらつめ)


合歓の花と芽花とを、折りよぢて贈れるなり

合歓の花と芽花を、折り取って贈ったものです。


かなり、強引に迫っている感じですね・・・・

家持さんってもてるんだぁ~


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★ わけがため わがてもすまに はるののに

     ぬけるつばなそ をしてこえませ



★ あなたの為に、手を休める暇もなく、春の野に

  出て、抜き取った芽花です。召し上がって

  お太りなさい。

       巻8-1460  紀女郎の大伴家持に贈れる歌


戯奴で(わけ)と読ませる。やはり、宛て読みですね。

「わけ」は「君」とは対照的に、私の従僕よ・・・とでも

言う感じかな・・・でも、その後に、ちゃんと、敬語の

食して→をして  とか  肥えませ→こえませ

とか、使っていますから、ちょっと戯れにいたずら心

が、感じられますね・・・大人の恋

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ごみの日に、時々見かける、ビニール袋に

詰めて捨てられている衣類やぬいぐるみ、

毛布・・・・これを捨てるとき、この人はきっと

心のどこかで、ちょっと、重たい気分になったに

違いない。


そのごみを見る私は思わず覗いて、これは、

これはこどもたちに渡せる、持っていってもらいたい


何回かであるけれど、テラの会の一員として

参加させてもらうと、こんなきもちになってしまう・・・


捨てるためにお金を払う日本と、一枚のタオルも

買えない人々・・・この矛盾と、自分の無力さ・・




衣類を東南アジアで一枚買うお金で、彼らの何食分が

補えるのだろうか?食が優先だから、衣類まで、お金は

廻せないのだ。


一枚きりの服・・・破れていたり、汚れていたり・・・

テラの会が一枚の服をタオルを渡すことで

彼らは、食事にお金を掛けられる。


鉛筆一本だって・・・

そう思いながら、


・・・・・・家の掃除でもする・・・・

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夕暮れ時の買い物帰り

ふと目にとまった一本の桜の木

お前はなんと愛(かな)しい色で

私をみるのだろう・・・・

悲しみに耐えかねるかのように

薄紫の澄んだ空気に包まれて

じっと、私をみている

悲しい、哀しい、愛(かな)しい



桜の木・・・・





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