万葉歌手辻友子
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2024/11/21 (Thu)
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巻3-135「わが宿の 池の藤波 咲きにけり 山ほととぎす いつか来鳴かむ」
★ わがやどの いけのふじなみ さきにけり
やまほととぎす いつかきなかむ
★ わが庭の池のほとりに藤の花はもう咲きました・・
山からくるほととぎすはいつ来て鳴いてくれるだろうか・・
待ち遠しいことです
よみ人知らず
[0回]
2020/06/17 (Wed)
古今和歌集
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夏歌 巻3-135「五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」
★ さつきまつ はなたちばなの かをかげば
むかしのひとの そでのかぞする
★ 五月を待っていたかのように咲いている橘の
花の香りをかぐと、懐かしいあの人の、袖の
香りが蘇ってきます
巻3-135 よみ人知らず
何の和歌集でも詠み人知らずの歌は素晴らしい・・
なぜなら、歌そのものの力で残った歌だから・・
権威ではなく・・・
[1回]
2020/06/08 (Mon)
古今和歌集
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巻2-69「春霞 たなびく山の 桜花 うつろはむとや 色かはり行く」
★ はるがすみ たなびくやまの さくらばな
うつろはむとや いろかはりゆく
★ 春霞が漂っている山の桜の花・・・もう、散っていくのか
色が変わってゆく・・・・
巻2-69 よみ人知らず
[0回]
2020/05/27 (Wed)
古今和歌集
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巻1-68「見る人もなき 山里の 桜花 ほかの散りなむ のちぞ咲かまし」
★ みるひともなき やまさとの さくらばな
ほかのちりなむ のちぞさかまし
★ 見る人もいない淋しい山里の桜の花よ・・・他の桜が
散った後に、咲けばよいのに・・・・
巻1-68 伊勢
延喜13年、913年に亭子院歌合いにて
まし→現実には起こりえないことだけれどそうなって欲しい
[0回]
2020/05/27 (Wed)
古今和歌集
Comment(0)
巻1-66「桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ のちの形見に」
★ さくらいろに ころもはふかく そめてきむ
はなのちりなむ のちのかたみに
★ 桜色に衣は深く染めて着よう・・花が散った後に
そのぶよすがとして・・・
巻1-66 紀有朋
梅は香り・・さくらは色・・・
[0回]
2020/05/27 (Wed)
古今和歌集
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