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★ ほととぎす きなきとよもす
たちばなの はなちるにわを みむひとやたれ
★霍公鳥がやって来ては、鳴き声をあたりに響かせている。
橘の花の散る庭を見る人は、誰なのだろう。
巻10－1968
たちばなの はなちるにわを みむひとやたれ
★霍公鳥がやって来ては、鳴き声をあたりに響かせている。
橘の花の散る庭を見る人は、誰なのだろう。
巻10－1968
[0回]
★ かぐはしき はなたちばなを たまにぬき
おくらむいもは みつれてもあるか
★ かぐわしい花橘を薬玉に通して贈りたいと思う
あの子は、恋にやつれているだろうか
巻10－1967
おくらむいもは みつれてもあるか
★ かぐわしい花橘を薬玉に通して贈りたいと思う
あの子は、恋にやつれているだろうか
巻10－1967
[0回]
★ かぜにちる はなたちばなを そでにうけて
きみがみあとと しのひつるかも
★ 風に散る花橘を袖に受け止めて、去っていった方の
名残としてお慕いすることです。
巻10－1966 花を詠める
この歌は、私も大好きな歌です。
オリジナル曲としても歌っています。
きみがみあとと しのひつるかも
★ 風に散る花橘を袖に受け止めて、去っていった方の
名残としてお慕いすることです。
巻10－1966 花を詠める
この歌は、私も大好きな歌です。
オリジナル曲としても歌っています。
[0回]
★ おもふこが ころもすらむに にほひこそ
しまのはりはら あきたたずとも
★ いとしい子が衣を摺り染めにするのに、美しく色づいて
欲しい。島の榛原よ。まだ秋にならなくても・・・
巻10－1965 榛を詠める
しまのはりはら あきたたずとも
★ いとしい子が衣を摺り染めにするのに、美しく色づいて
欲しい。島の榛原よ。まだ秋にならなくても・・・
巻10－1965 榛を詠める
[0回]
★ もだもあらむ ときもなかなむ
ひぐらしの ものもふときに なきつつもとな
★ 何事もなく 黙っていられるような時にも鳴いてほしい。
ひぐらしが、物思いをしているときに鳴き続けてどうにもならない
巻10－1964 蝉を詠める
ひぐらしの ものもふときに なきつつもとな
★ 何事もなく 黙っていられるような時にも鳴いてほしい。
ひぐらしが、物思いをしているときに鳴き続けてどうにもならない
巻10－1964 蝉を詠める
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