万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2024/11/29 (Fri)
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正延心緒 巻11-2564「ぬばたまの 妹が黒髪 今夜もかわが無き 床に靡けて寝らむ
★ ぬばたまの いもがくろかみ いもかこんや
こんやまもかわがなき とこになびけてねらむ
★真っ黒な髪今夜も私もいない床に
なびかせてねているのだおるか
ぬばたまの→枕詞
巻11-2564
[0回]
2016/05/02 (Mon)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2563「人眼守る 君がまにまに まにわれさへに 早く起きつつ 裳の裾濡れ
★ひとめまもる きみがまにまに まにわれさへにつ
はやくおきつつ ものすそぬれ
★人の目を気にするあなたに連れて私まで裳の裾を
濡らしたことです
巻11-2563
[0回]
2016/05/02 (Mon)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2562「里人の 言縁妻を 荒垣の 外にやあがらむ 憎くくあらなくに
★さとびとの こよせつまを あらがきの
そとにやらなむ にくくあらなかくに
★里の人々がうわさで私に寄せている妻を、
荒垣の外がらに、私はおもうのだろうか。
憎っくはないものを
巻11-2562
[0回]
2016/05/01 (Sun)
万葉たまゆら
世延心緒 巻11-2561「人言の しげき間守りて 逢ふともや さらにわが上に 言の繁けむ
★ ひとごとの しげきまもりて あふともや
さらにわがうへに ことのしげけむ
★人のうわさがしきりに伺っても逢っても、
私について一層うわさが激しくなるだろうか
巻11-2561
[0回]
2016/05/01 (Sun)
万葉たまゆら
正延心緒 巻11-2560「人も無き 古りにし郷に ある人を めぐくや君が 恋に死なさぬ」
★ひともなき ふりにささとを あるひとを
めぐくやきみが こひにしなさね
★人もいない古びた里にいる私を
かわいそうと思うからかあなたは私を
変死させようとおもうからか
巻11-2560
[0回]
2016/05/01 (Sun)
万葉たまゆら
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