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2025/03/11 (Tue)
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春の雑歌＞巻10－1877「春の雨に　ありけるものを　立ち隠り　妹が家道に　この日暮しつ」
★　はるのあめに　ありけるものを　たちかくり

　　　いもがいへぢに　このひくらしつ

★　濡れてもそれほどでもない春の雨であったのに

　　雨を避けてあの子の家への途中で、この日を

　　暮らしてしまった

　　　　　巻10－1877　　雨を詠める

・　春の雨にありけるものを→春の雨→長くは降り止まないし、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　激しく降らない

・　立ち隠り→雨を避けてもの陰にちょっと雨宿りする意

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2015/04/15 (Wed) 万葉たまゆら
春の雑歌＞巻10－1878「今行きて　聞くものにもが　明日香川　春雨降りて　激つ瀬の音を」 HOME 春の雑歌＞巻10－1876「朝霞　春日の暮れば　木の間より　うつろふ月を　何時とか待たむ」
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