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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ たおらずて ちりばなおしと あがもひし

    あきのもみちを かざしつるかな

★ 手折らずに散ってしまったなら、とても惜しい事だと

  私が思っていた秋の黄葉を 今こうして挿頭にしたことです

      巻8-1581   橘朝臣奈良麻呂(たちばなのあそみならまろ)

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★ さをしかの きたちなくのの あきはぎは

    つゆしもおひて ちりにしものを


★ 牡鹿がやって来て鳴く野に生えている、秋萩は

  露や霜を受けてしまって、散ってしまったものを・・・

      巻8-1580      文馬養

 文馬養→文忌寸馬養(あやのいみきうまかひ)

  万葉集には、2首のみです。

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11月5日(月) 午後3時より4時半

「万葉のこころを歌う 第23回」 

 ~かぐわしき秋の歌 ~

今年最後の、万葉コンサートです。


今回は 「ピアニスト ayaka」 のショパンの

夜想曲(ノクターン)も、お聴きいただけます。


美しい日本の歌、秋の歌・・・是非、聴きにいらしてくださいね!!

皆様と、お会いできます事を・・・そして、共感できます事を・・・・

楽しみに致しております。

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★ あさとあけて ものもふときに 

   しらつゆの おけるあきはぎ みえつつもとな

★ 朝に戸を開けて、物思いに耽っているときに

  白露の置いた秋萩がむやみに目に写り

  どうしようもない気持ちである事です。

      巻8-1579  文馬養

   もとなし→むやみに・・・して、どうにもならぬ思いがする

   愛しい人が朝帰ってゆく・・・戸を開けると、秋萩の上に

   白露が・・・・どうしようもない心を、表しています。

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★ けさなきて ゆきしかりがね さむみかも

    このののあさぢ いろづきにける

★ 今朝鳴いて行った、雁の声が、寒々しい

   からだろうか・・・・この野原の浅茅も

   すっかり色づいてしまった事です。


     巻8-1578  阿倍虫麻呂

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