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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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11月5日(月)に、横浜山手イギリス館にて、

「第23回 万葉のこころを歌う 辻 友子 リサイタル」

を、開催いたします。

万葉集を、オリジナル楽曲でというだけでも、

日本に類を見ないのに、ショパンのノクターンと

組み合わせで聴けるなんて、どこにもないコンサートです。 

ノクターンの語源はラテン語で、Noxから派生し、修道院で

行われる晩祷のことを言うそうです。まぁ、夜の瞑想と言うか

黙祷というか・・・・それが、サロン音楽と結びついて、ノクターン

と言うジャンルが形成されたようです。


ショパンは、ノクターンを、作曲全般の時期に渡って作っているので

ショパンの作風を研究する上でも、ノクターンと言うジャンルは

重要です。


また、聞き覚えのある曲が多いのも特徴ですね。

万葉集では「ぬばたまの夜の月かな・・・」・などと

申しますが、ショパンにとっての夜想曲は、どのような

想いであったのか・・・比較してみると面白いかもしれません。


どちらにしても、どこででも聴けるコンサートではありません。

楽しみにいらしてくださいね!!

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★ たかまとの のへのあきはぎ このころの

    あかときつゆに さきにけむかも

★ 高円の野辺の秋萩は、この頃の明け方の

   露を受けて、美しく咲いた事だろう。

       巻8-1605    大伴宿禰家持


   巻8の「秋の雑歌(ざふか)」を終わります!!次は「秋の相聞」です。

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★ あきされば かすがのやまの もみちみる

    ならのみやこの あるらくをしも

★ 秋になると、春日の山のもみじが美しい見えることだ。

   奈良の都が、荒れていくのは惜しい事です。

     巻8-1604   大原真人今城(おほはらのまひといまき)

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★ このころの あさけにおきけば あしひきの

   やまよびとよめ さをしかなくも


★ このごろは、夜明けに聞くと、あしひきの山に

   妻呼ぶ声が響く、牡鹿が鳴いている。

      巻8-1603   大伴宿禰家持


 2首は、天平15年(743年)8月16日に作った。

        

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★ やまびこの あいとよむまで つまごひに

    かなくやまへに ひとりのみして


★ 山彦が響きあうまでに妻を慕って牡鹿が

   鳴く山辺に、私は独り佇んでいる・・・

        巻8-1602   大伴宿禰家持

   響む→とよむ→響く

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