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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ しはすには あわゆきふると しらねかも

    うめのはなさく ふふめらずして


★ まだ冬の12月にはぼたん雪が降ると

   知らないからか、梅の花が咲いている・・・

   蕾のままではなく・・・・

      巻8-1648   紀少鹿女郎

        (きのをしかのいらつめ)

   梅の花一首


   ふふむ→蕾の状態

   

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★ うめのはな えだにかちると みるまでに

    かぜにみだれて ゆきそふりくる

★ 梅の花が 枝のあたりに散っているのかと

  見間違うほど、風に乱れて、雪が降りしきる

  事です。

       巻8-1647   忌部首黒麻呂

         (いむべのおびとくろまろ)

  雪の歌一首

  万葉集には、萩に継いで。119首梅の歌が詠まれています。

  白梅が主でした。

  さくらが、入ってきたのは、もっと後です。

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★ ぬばたまの こよひのゆきに いざぬれな

     あけむあしたに けなばをしけむ


★ 漆黒の今夜の雪に、さあ濡れよう。

   明けて朝になって、消えてしまったら、惜しいではないか

        巻8-1646    小治田朝臣東麻呂

             (おじたあそみあずままろ)

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★ わがやとの ふゆきのうえに ふるゆきを

     うめのはなかと  うちみつるかも


★ 我が家の庭の、冬枯れの木に降る雪を、白梅かと

   つい見誤ってしまう。


     巻8-1645   巨勢朝臣宿奈麻呂

              (こせのあそみすくなまろ)

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★ ひきよぢて おらばちるべみ うめのはな

    そでにこきいれつ しまばしむとも


★ 引き寄せて折ったら、散ってしまうだけだろから

   この梅の花を、袖でしごいて入れたことです。

   色が染むなら染むでよいではないでないか・・・

     巻8-1644     三野連石守

                (みののむらじいそもり)

  梅の歌一首

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