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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ おしてる なにはほりえの あしへには

   かりねたるかも しものふらくに


★ 海も一面に照り輝く、難波の堀江の葦辺には

   雁が寝ているだろうか・・・・市もが降るというのに・・・

    暗記10-2135  雁を詠める

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11日金曜日は、湾岸線をぶっ飛ばして

万葉集研究の、第一人者である

中西進先生の講義を受講する日である。


講義を受け始めてから、もう三年目になる。

80歳の越される先生は、凄まじい記憶力による

知識を、十分に蓄えられ、それが洗練され、

成熟していかれる様な感じがする。


私なんぞ、オツムが弱いので、何度聞いても

初めての様な新鮮さでお話を聞いている。

先日は、万葉から古今に至るまでの和歌の変遷・・・

また、万葉集はどうような形で、編纂されたのか・・

などなど、興味深いお話ばかりであった。


私は、万葉大好き人間だが、勿論、研究者などでは

無く、歌う者としての、感性で、万葉を感じて、表現している。

それでも、知識も大切・・・・


一流の博士に、直に、それも、ご指名を頂き受講させていただいて

いるのだから、有り難い事だと、感謝している。


中西先生、これからも宜しくお願いいたします!!

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私は、私の歌を聴きに来てくださるお客様と

ただ、心を通わせたくて歌っている。

聴く人を圧倒したい訳ではない。

ただ、共にその時間を共有し、

共感したい・・・人それぞれの悲しみや切なさや喜びに

共感したい・・・・

ただ、それだけの事なのに、全てにお金が介在する。


道端で立って歌えば、タダである。

私もタダ。聞く人もタダ。


いい年をしたおばさんの私も、

それが出来るか、考えた。

必要に迫られればやるだろうし、

出来るだろう。

実際、若い頃はそんなことも

していた。


でも、多分、今の自分が道端でたって歌っている姿を

想像すると、共感・・・と言うより、痛ましい感じが

するような気がする。

ちょっと、頭のおかしなおばさん・・・かな・・・


出来うるならば、舞台で、そして、出来うるならば、

多くの人と共感しあえたら、最高だろう。

敢えて道端で歌わなくても良い。


もっともっと、多くの人と歌で共感し合いたい。


あなたにお会いできることを、楽しみに

しています。

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★ あしへなる はぎのがさやぎ 

     あきかぜの ふきくるなへに かりなきわたる


★ 葦辺に咲いている萩の葉がざわざわと音をたてて

  秋風が吹いてくると共に、雁が鳴いて渡っていくよ。

    巻10-2134     雁を詠める

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★ あきのたの わがかりばかの すぎぬれば

    かりがねきこゆ ふゆかたまけて


★ 秋の田んぼの私の収穫も終わったことだ

   雁の鳴く声が聞こえるよ・・・冬のしたくも整って

   もう間近だ

     巻10-2133    雁を詠める

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