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★ あきはぎの さきたるのべは
さをしかそ つゆをわけつつ つまどひしける
★ 秋萩の咲いている野辺では、牡が露を押し分けながら、
妻問いをしたことです。
巻10－2153 鹿鳴を詠める
さをしかそ つゆをわけつつ つまどひしける
★ 秋萩の咲いている野辺では、牡が露を押し分けながら、
妻問いをしたことです。
巻10－2153 鹿鳴を詠める
[0回]
★ やまとほき みやこにしあれば
さをしかの つみよぶこへは ともしくもあるか
★ 山が遠い都に居るので、牡鹿の妻を呼ぶ声は
滅多に聞くことが出来ない。
巻10-2151 鹿鳴を詠める
さをしかの つみよぶこへは ともしくもあるか
★ 山が遠い都に居るので、牡鹿の妻を呼ぶ声は
滅多に聞くことが出来ない。
巻10-2151 鹿鳴を詠める
[0回]
★ あきはぎの ちりすぎゆかば
さをしかは わびなきせむな みずはともしみ
★ 秋萩が散って行くのを見ると、牡鹿は、
淋しくなって鳴くようです。秋萩を見ないのが
もの足りなく思って・・・
巻10-2152 鹿鳴詠める
さをしかは わびなきせむな みずはともしみ
★ 秋萩が散って行くのを見ると、牡鹿は、
淋しくなって鳴くようです。秋萩を見ないのが
もの足りなく思って・・・
巻10-2152 鹿鳴詠める
[0回]
富士乃紫雲
[1回]
★ ゆひそめて なれしたふさの こむらさき
おもはずいまも あさかりきとは
★ 髷を初めて結んで、馴染んで付けてきた
髷の束ねたところにつけた緒が、思いもしない
その緒の色が浅かったとは・・・
源実朝 離別
緒が濃い→相手の情が濃いとばかり思っていたのに
浅かりき→実は、上が薄かったとは・・・・
おもはずいまも あさかりきとは
★ 髷を初めて結んで、馴染んで付けてきた
髷の束ねたところにつけた緒が、思いもしない
その緒の色が浅かったとは・・・
源実朝 離別
緒が濃い→相手の情が濃いとばかり思っていたのに
浅かりき→実は、上が薄かったとは・・・・
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