忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[852]  [853]  [854]  [855]  [856]  [857]  [858]  [859]  [860]  [861]  [862
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ あしひきの やまのとかげに なくしかの

    こへきかすやも やまだもらすこ

★ あしひきの山の陰で、鳴いている鹿の

  声をお聴きになりましたか?

  山間の田を守られていらっしゃるあなたさま

    巻10-2165  鹿鳴を詠める

拍手[0回]

今年は、伊勢神宮の20年に一度の、式年遷宮の年。

自分から押しかけて行くのではなく、何かのご縁で

訪ねられたらいいな・・・と、思っていた矢先、

式年遷宮の大切な行事の一つ。

お白石持ち行事に、参加する事が出来ました。


そして、翌日には、内宮・外宮の特別参拝、その上、

元伊勢で、お祓いまでしていただき、万葉歌を

詠わせていただきました。


その時に、伊勢市の鈴木市長と、ご縁を頂きました。

思いもよらぬ、長文のお便りの最後には

<・・・・・・万葉集に、綴られた「こころ」と「美しい言葉」を

メロディーに乗せ現代の我々に伝えてくださるこのリサイタルは

伝統文化を継承する伊勢と相ずるものがあると思います。

今後とも歌を通じて皆様の心に美しい言葉を届けていただけることを

願いますとともにご健勝にて更なるご活躍を祈念いたします>と、

ありました。

大変、ありがたく、そして心が励まされました。

鈴木市長に頂戴いたしましたお言葉通りに、歩み続けて行く

所存です。

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

拍手[1回]

★ みなとかぜ いたくなふきそ 

     しながどり うなのみずうみ ふねとむるまで

★ 湊風よ、ひどく吹かないでおくれ。

   しながどりの猪名の海に船を停泊させるまで・・・


     源実朝     旅

拍手[0回]

★ あきはぎの さきたるのへに 

     さをしかは ちらまくをしみ なきゆくものを


★ 秋萩が咲いている野辺で、牡鹿は萩が散るのを

  惜しんで鳴いて行く。

    巻10-2155   鹿鳴を詠める

拍手[0回]

★ なぞしかの わびなきすなる 

      けだしくも あきののはぎや しげくちるらむ


★ どうして、鹿はわびしげに鳴くのだろうか・・・

   きっと、多分、秋の野の萩がしきりと散って行くからだろう

      巻10-2154  鹿鳴を詠める

拍手[1回]

カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]