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★ あきはぎの したばもみちぬ
あらたまの つきのへゆけば かぜをいたみかも
★ 秋萩の下葉が黄葉したことです。
あらたま（枕詞）の月が、経過して行くので
風が激しいからでしょうか・・・
巻10－2205
あらたま→月の枕詞→魂の更新
あらたまの つきのへゆけば かぜをいたみかも
★ 秋萩の下葉が黄葉したことです。
あらたま（枕詞）の月が、経過して行くので
風が激しいからでしょうか・・・
巻10－2205
あらたま→月の枕詞→魂の更新
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★ あきかぜの ひにけにふけば つゆしげみ
はぎのしたばは いろづきにけり
★ 秋風が日毎に強くなって吹くので、露がひどく
萩の下の葉が、すっかり色づいたことです。
巻10－2204
日に異に→ 日一日と、日毎に、
はぎのしたばは いろづきにけり
★ 秋風が日毎に強くなって吹くので、露がひどく
萩の下の葉が、すっかり色づいたことです。
巻10－2204
日に異に→ 日一日と、日毎に、
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★ さとゆけに いもはおくらし
たかまどの のやまづかさの いろづくみれば
★ 人里より霜が一段と置くらしい。高円の野山の
高みが色づくのを見ると・・
巻10－2203
たかまどの のやまづかさの いろづくみれば
★ 人里より霜が一段と置くらしい。高円の野山の
高みが色づくのを見ると・・
巻10－2203
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★ もみちする ときになるらし
つきひとの かつらのえだの いろづくみれば
★ 黄葉する季節になるらしい。月の男（月の擬人化）が
手にする桂の枝が色づくのを見れば・・・・
巻き10－2202
つきひとの かつらのえだの いろづくみれば
★ 黄葉する季節になるらしい。月の男（月の擬人化）が
手にする桂の枝が色づくのを見れば・・・・
巻き10－2202
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★ いもがりと うまにくらおきて
いこまやま うちこえくれば もみちりちつつ
★ 愛しい妻の元へと馬に鞍を置いて、生駒山を
越えてやってくると、紅葉が散り続けている
巻き10－2201
～がり→・・・・の所へ
万葉では、現代の「紅葉」は、「黄葉」と記し、
「紅葉」と、あるのは、万葉の中でこれ一首のみである
いこまやま うちこえくれば もみちりちつつ
★ 愛しい妻の元へと馬に鞍を置いて、生駒山を
越えてやってくると、紅葉が散り続けている
巻き10－2201
～がり→・・・・の所へ
万葉では、現代の「紅葉」は、「黄葉」と記し、
「紅葉」と、あるのは、万葉の中でこれ一首のみである
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