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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あまをぶね はつせのやまに ふるゆきの

    けながくこひし きみがおとそする


★ 海人の小船が泊てる、その泊瀬の山に 降る雪の

  ように、日々長く恋ひこがれてきたあなたの訪れがあった。

    巻10-2347   雪に寄せたる( 女の歌)

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★ うかねらふ とみやまゆきの いちしろく

    こひばいもがな ひとしらぬかも

★ 獲物を狙う跡見(獣の通った道を調べ、ありかを探る役)・・その跡見山の

  雪のように人目に立って、あの娘の事を恋うたなら、その名を人が

  知ってしまうだろうか・・・・

      巻10-2346     雪に寄せたる(男の歌)

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渡欧する娘のために、

早朝、五時に、車で駅まで送った。

五時なんて滅多なことでは、起きない。


町の灯も乏しい早朝の空に

ぽっかりお月様が浮かんでいた。

その明るさに吃驚しながら、

万葉の恋人の朝の別れに

思いを寄せた。


このお月様の明るさの元で

別れを惜しんだのだろうか・・・・・





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★ あまぎらひ ふりくるゆきの けなめども

    きみにあはむと ながらへわたる

★大空がかき曇って降って来る雪に、命も消えそうだが

 あなたに逢おうと生き長らえていることです。

   巻10-2345   雪の寄せたる(女の歌)

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★ うめのはな それともみえず ふるゆきの

    いちしろけむな まづかいひやらば


★ 梅の花が、それとわからないぐらい降る雪のように

  目だってしまうだろうなあ・・・恋の使いを遣ったならば・・

    巻10-2344    雪の寄せたる (男の歌)

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