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★ ふじなみの ちらまくをしみ ほととぎす
いまきのをかを なきてこゆなり
★ 波のように咲く藤の花が散るのを惜しんで
霍公鳥は今城の岡を鳴いて越えるようです。
巻10－1944
いまきのをかを なきてこゆなり
★ 波のように咲く藤の花が散るのを惜しんで
霍公鳥は今城の岡を鳴いて越えるようです。
巻10－1944
[0回]
★ つくよよみ なくほととぎす みまくほり
われくさとれり みむひともがも
★ 月が美しいので鳴いている霍公鳥を見たいと思い
私は草を取っている。共に見る人がいたらよいのに
巻10－1943
われくさとれり みむひともがも
★ 月が美しいので鳴いている霍公鳥を見たいと思い
私は草を取っている。共に見る人がいたらよいのに
巻10－1943
[0回]
★ ほととぎす なくこえきくや
うのはなの さきちるおかに くずひくをとめ
★ 霍公鳥の鳴く声を聞きましたか？卯の花の咲いては散る丘で
葛を引いている娘よ
巻10-1942
うのはなの さきちるおかに くずひくをとめ
★ 霍公鳥の鳴く声を聞きましたか？卯の花の咲いては散る丘で
葛を引いている娘よ
巻10-1942
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★ あさがすみ やへやまこえて よぶこどり
なきやながくる やどもあらなくに
★ 朝霞が幾重にもたちこめる山々を越えて、
呼子鳥よ、鳴きながらお目はやってくるのか。
宿る所もないというのに。
巻１０－1941
なきやながくる やどもあらなくに
★ 朝霞が幾重にもたちこめる山々を越えて、
呼子鳥よ、鳴きながらお目はやってくるのか。
宿る所もないというのに。
巻１０－1941
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★ あさがすみ たなびくのへに
あしひきの やまほととぎす いつかきなかむ
★ 朝霞のたなびいている野辺に、あしひきの山霍公鳥は
いつになったらやってきて鳴くのだろうか
巻10－1940
あしひきの やまほととぎす いつかきなかむ
★ 朝霞のたなびいている野辺に、あしひきの山霍公鳥は
いつになったらやってきて鳴くのだろうか
巻10－1940
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