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★ あふみのうみ おきこぐふねの いかりおろし
こもりてきみが ことまつわれぞ
★ 近江の海の沖を漕ぐ船が、いかりをおろし
港にこもるように一目をさけてこもりつつ
あなたの言葉を待つ私です
巻11－2440 柿本人麻呂歌集
こもりてきみが ことまつわれぞ
★ 近江の海の沖を漕ぐ船が、いかりをおろし
港にこもるように一目をさけてこもりつつ
あなたの言葉を待つ私です
巻11－2440 柿本人麻呂歌集
[1回]
★ あふみのうみ おきつしまやま おくまけて
わがもふいもが ことのしげけく
★ 淡海の海の島山ではないけれど、奥（遠い将来）を
見越して私が思うあの子の噂のうるさいことです
巻11－2439 柿本人麻呂歌集
わがもふいもが ことのしげけく
★ 淡海の海の島山ではないけれど、奥（遠い将来）を
見越して私が思うあの子の噂のうるさいことです
巻11－2439 柿本人麻呂歌集
[0回]
★ ひとごとは しましわぎもこ つなでひく
うみゆまさりて ふかくしそおもふ
★ 人の噂は少しの間のことです。いとしいひとよ
綱手で船を引く海よりもまして深く思うことです。
巻11－2438 柿本人麻呂歌集
うみゆまさりて ふかくしそおもふ
★ 人の噂は少しの間のことです。いとしいひとよ
綱手で船を引く海よりもまして深く思うことです。
巻11－2438 柿本人麻呂歌集
[0回]
★おきつもを かくさふなみの いほへなみ
ちへしくしくに こひわたるかも
★ 沖の藻を繰り返し隠す五百重波のように、
千重に重なるほど慕い続けていることです
巻11－2437 柿本人麻呂歌集
ちへしくしくに こひわたるかも
★ 沖の藻を繰り返し隠す五百重波のように、
千重に重なるほど慕い続けていることです
巻11－2437 柿本人麻呂歌集
[0回]
★ おほぶねの かとりのうみに いかりおろし
いかなるひとか ものおもはざらむ
★ 大船が香取の海に、碇をおろすように
どんな人でも ゆったりと物を思わずにいられるでしょうか？
巻11－2436 柿本人麻呂歌集
いかなるひとか ものおもはざらむ
★ 大船が香取の海に、碇をおろすように
どんな人でも ゆったりと物を思わずにいられるでしょうか？
巻11－2436 柿本人麻呂歌集
[0回]